名前 |
桑崎三神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.0 |
桑崎三神社(くわさきさんじんじゃ)御祭神 誉田別命 菅原道真公 倉稲魂命由緒桑崎地区は、利根川がこの場所の西側を流れていた頃、今から約四百五十年位前には、地域として集落が出来ていました。
嘗て利根川だった頃に上流から運ばれた大量の土砂の堆積した所に、桑崎三神社が奉られています。
八幡社、天神社、稲荷社の三社を総じて三神社としています。
八幡社は、元亀三年(1572)忍城と羽生城が岩瀬河原の合戦において、羽生城が戦勝した記念に祀られた古社と言われています。
三神社には元旦と十五夜(旧暦八月十五日)に、羽生市の無形民俗文化財に指定されている獅子舞を奉納しています。
(「桑崎三神社改築記念の碑」参照)羽生市指定無形民俗文化財「獅子舞(桑崎地区)」獅子舞は、親獅子、中獅子、後獅子の三頭で構成されています。
笛、獅子、棒、花笠の役の人たちが列をつくり、境内を周回した後所定の位置につき、棒術に続いて獅子舞が奉納されます。
獅子が舞う前に行われる棒術は、まるで武士のような迫力です。
獅子舞の由来は、利根川が大水で決壊したとき、獅子頭が流れ着いたのが起こりであるとの伝承があります。
(「境内案内板」参照)埼玉県指定天然記念物「中川低地の河畔砂丘群 桑崎砂丘」利根川の旧河道沿いの、川が運んだ榛名山・浅間山の噴火による噴出物などの土砂が、平安~室町時代の寒冷期の季節風によって吹き溜められ形成された砂丘です。
桑崎三神社は砂丘上にあり、本殿の北側では砂丘の高まりを観察することができます。
(「境内案内板」参照)境内の東側には御嶽信仰を思わせる築山があります。
築山には二基の辨才天や清瀧不動明王などもあります。