両毛線から見えて行きました、近くには行けませんが良く見える所から写真だけ撮りました。
かつては公園の展望台。
現在はまるで墓標のようです。
富永はこの富が永遠に続くようにとの思いだったのではないでしょうか?
自転車でウロウロしていると何やら気になる建築物が。
「金剛閣」とだけマップにはありますが、何一つ情報ないまま向かってみました。
車では上がれないようです。
少し荒れた階段を上がり始めるとすぐに、これは入れないな…と感じさせる雰囲気。
施設が見え始めると手前の民家のような建物にさえも近づけない感じでしたので、迷うことなく引き返しました。
なんなんだろう?
atushi shirakuraさんの疑問にお答えします。
階段の登り口の石塔に、【富永公園】と彫ってあったのに気が付いたでしょうか?公園と有りますが、実は、富永公園は、私設公園なのです。
山頂には、ベンチが有る程度の公園です。
その広さは、Googleマップのデフォルトでご覧になると確認できると思われます。
その昔、この公園(金剛閣)の当主が、近くを流れる袋川の桜並木の美しさに惚れて東山の西の一部を買い、この公園を造り、袋川桜並木を一望する為に【金剛閣】を建立したそうです。
袋川桜並木は、階段登り口を西に少し行くと左右に駐車場が有ります。
今は、その下を袋川が流れています。
当主が亡くなり、袋川に蓋がされ、金剛閣に人が来なくなり、富永公園(金剛閣)は、閉園となりました。
今は、当主のご子息が住んでいるらしいです。
現在、袋川桜並木の一部は、袋川下流の市立桜小学校南側の【千歳町桜並木】として残っています。
足利市では、有名な桜並木の一つです。
その桜並木が数キロに渡って咲き並ぶ姿を富永公園から観る姿は、今、思い浮かべるだけでも壮観だったでしょう。
又、富永公園入り口~東山北部の切通し迄初心者用ハイキングコースにもなっています。
追記【富永公園】の名前の由来は、なぜ富永と付けたのか解りません。
富永と言う地名も無いので、40代の人でも富永公園を知る人は、少なく成りましたね。
でも、富永公園の記録は、市役所に残っています。
名前 |
金剛閣 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.4 |
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展望台だった場所の廃墟のようです。
しかし、手水舎の跡もあり、神社の名残も見えます。
足元も悪く、手すりも低く、安全ではないのであまり近寄らないほうがいいかもしれません。
入り口は無く、金剛閣の中には入れないようです。
★1にしてしまうには忍びないので★2。