歴史的な保存された、建物。
牛方宿(県宝旧千國家住宅) / / .
牛方宿は、千国の集落の一番奥から標高にして100メートル――道のりにして1.7キロメートル――ほどのぼった山腹高台(およそ標高780メートル)にあります。
その坂道は親沢に沿っているので、親坂と呼ばれているようです。
千国の南に立ちはだかる山を回り込んで栂池高原の麓に出る道です。
江戸時代の街道――とくに峻険な難路が多い信州――では、馬で貨客を運ぶ馬方と並んで、牛で物資を運ぶ牛方と呼ばれる業種の人びとがいました。
牛の方が険路での輸送に向いていたそうです。
彼らは街道を旅するときに牛方宿という宿泊施設に牛とともに寝泊まりしました。
親坂の上に牛方宿が設けられたのは、北に向かうときには栂池高原をやって来て急坂険路に備えて千国の庄の手前で休息を取るため、南に向かうときには急坂を登り切った疲労を取るためだったでしょう。
塩は、人びとの生存に不可欠のもので、古代から昭和期まで中央王権や地方政権が流通に課税し販路を管理する専売物資でした。
流通と販売の実務は、藩が高額の納税と引き換えに問屋商人に専売特許を与えていました。
信州では千国街道の塩の運搬・流通について松本藩が厳格に管理していました。
国道148号線沿いに案内看板を見つけました。
信号から県道433号線に入り、道なりにずっと上がっていきました。
しばらく進むと集落の中に一際目を引く茅葺きの屋根の民家が見えてきました。
立派な茅葺き屋根ですから、何かの資料館かと思っていましたが馬と人間が一緒に暮らすための民家でした。
中に入るのは入場料が必要なのですが、きちんとした日本史の勉強ができたと思えば当たり前の対価と言えるのではないでしょうか。
栂池高原スキー場から148号線に抜ける途中にあります。
12月から4月中頃まで休館との事で中は見れませんでしたが、雪景色との景色は素晴らしかったです!
日本海~松本へ塩を運搬している(塩の道街道)途中にある牛と歩荷が一緒に寝泊まりした宿(茅葺き屋根)…今と違って小戸を開けて中に入いると土間、左側に牛小屋その2階に歩荷が泊まる部屋…何時も手足となる牛と共に…土間の奥に(今で言う居間)があり、囲炉裏がある…其処は住人の住居であり、憩いの場であった❗此処から少し下った処に(冷たい弘法の清水)が涌き出ている❗苔も付いていますが是非口をつけて飲んでみて…❗
名前 |
牛方宿(県宝旧千國家住宅) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0261-71-5610 |
住所 |
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営業時間 |
[月水木金土日] 9:00~16:30 [火] 定休日 |
関連サイト |
http://www.vill.otari.nagano.jp/www/contents/1001000000195/index.html |
評価 |
4.0 |
2023/5/6 時差投稿です🎶長野県に観光で行った際に、立ち寄りました🤗たまたま通った際に発見出来ました🎵中は見れなかったので、次回来れた際には見てみたいと思いました🤗