それ以上でした。
見学ツアーに当選しR4年6月に訪問しました。
欅平コースからと黒部ダムコースの2パターンあり今回は黒部ダムから出発しました。
見学所要時間は3時間30分ほどです。
途中、発電所事務室で昼食の時間がありますのでおにぎりなどを持参すると良いかと思います。
服装は薄い長袖の羽織るものが必要かと思います。
初めて申し込み、運よく見学ツアーに当選。
峡谷鉄道の欅平駅のホームに秘密の入口がありました。
まずはエレベータで山の中を200m上昇。
待っていたトロッコ列車に乗り込みます。
今は見学者だけでしょうが、昔の登山者は途中の仙人谷駅で乗せてくれたと言います。
列車は高熱隧道を抜け、仙人谷ダムを眺めて発電所に到着。
まさに山の中の地下要塞。
流水を受けて軸を回すインペラや巨大な発電機を見学し、帰りはインクラインで34°の斜面を登ります。
中島みゆきの極寒の紅白ロケのエピソードも印象的。
さらに電気バスで見どころスポットに立ち寄りつつトンネルを進み、黒部ダムに到着してツアーは終了。
信濃大町方面のトロリーバスの待合所に出て振り返ると、出口は普通の事務所のドアでした。
(2016.5)
抽選倍率8倍のところ当選し,公募の黒部ルート見学に参加することができました.春のことでした.見学を通じ,苦難に満ちた電源開発の足どりをたどることが出来ました.見学者の安全に配慮し説明員までつけて下さった関西電力殿に感謝申し上げます.やがては観光ルートとして開放されるとのことですけれども,高熱隧道が単位時間当たりの移動人員数のネックとなること,灯りや足元の整備のことなど思うと,大勢の見学者の安全を確保するためには,今後,かなりの投資が必要になるだろうと思いました.
黒四発電所見学ツアーに参加しました。
宇奈月温泉駅から欅平駅までは、トロッコ電車に乗って、そこから先が関電黒四発電所への専用軌道電車に代わり、欅平上部駅に行きます。
そこからは竪坑エレベーターで山の中を200m上昇して、そこが黒四発電所でした。
山の中に空間を作り、そこに発電所を建設する。
戦後10年で電力需要の為とはいえ、巨大な土木工事を7年近くの年月をかけて、延べ1000万人の労働力をかけて作り上げた技術者やゼネコン、職人さんには頭が下がります。
素晴らしいの一言では表せませんが凄い構造物です。
また、黒四ダムから約10kmを山の中に送水管を経て、水車が回っていることを聞いてスケールが違いすぎて言葉が出ませんでした。
お昼のお弁当も美味しかった。
帰りは、黒四ダム方面に向かうため、インクラインと言う名のケーブルカーに乗り、急斜面をゆっくりと登って行きました。
このインクラインも工事用の斜めな竪坑です。
到着してからバスに乗り換え、黒四ダムに到着しました。
坑道は気温が真夏でも10度以下で羽織るものが必要です。
黒四、感動しました!中島みゆきの紅白の場所はかわいそう。
インクラインか鉄道でしかたどり着けない、地下に完成した巨大発電所。
黒部ダムの水はここまで送られてからようやく発電に使われます。
プロジェクトX的な映像を見せられた後に実際に発電所内を歩きます。
関係者でもなかなか来れない秘境的な発電所なので、見学者が一番熱く撮影をしているスポットです。
ここに到着するまでにもガイドさんによる『中島みゆきが~』的な話をたくさん聞かされるのですが、一番印象に残っていたのは『本来なら殆どの職員は年末年始を自宅で過ごしているはずなのに、紅白で生中継することになったので休みがぶっ飛んだ。
なぜならば、発電所からの中継なのにトラブルが起きたら、電力会社の面目が立たない』的な話。
いっそのことプロジェクトX 紅白生中継編つくってほしい(笑)
抽選で当たり、黒部ルートを見学。
「素晴らしい!」の一言につきる。
国立公園内であり積雪、雪崩から設備を守る為に全てが地下にある。
小説「黒部の太陽」では、丸ビル2ツ分の高さ、と書いてあった。
この施設が地下にあるとは!感嘆!
If you are lucky enough to score a place in the lottery, the journey is incredible!
春先に関電さんの募集で予約して夏に行きましたが、昔の人の大変な苦労が映画にもなっている事から想像は出来ましたが、それ以上でした。
地下200mにある黒部川第四発電所。
出力33万KW。
水力発電開発の歴史がここにある。
漂亮發電的水壩。
名前 |
黒部川第四発電所 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/newenergy/water/plant/ |
評価 |
4.6 |
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とにかく感動です。
よくあの時代にこんなところにこんな凄いものを作ったなと。
感動しかありません。
本当にプロジェクトXに相応しいと思います。
黒部ダム建設で171名の尊い命が犠牲になったそうですが明治時代から始まったというキャニオンルートの調査、工事から含めるといったい何名の方が犠牲となったのか。
先人達の尊い命のうえに我々の今の生活があるんですね。