大きな大きな岩の上に建てられているお寺。
秩父札所19番 龍石寺(飛淵山) / / / .
秩父三十四ヶ所の徒歩巡礼の3日目に訪れました。
江戸巡礼古道を辿ると坂東堂跡を左折して坂東坂を下った先にあります。
七間半四面の本堂は大きな一枚岩の上に建てられています。
「何も無い???」いやいや、境内を出て札所二十番へ続く巡礼道から本堂を見上げてみて下さい笑 一枚岩の上に建てられているのが分かります✨ 見事です♪
小さなお寺ですが、一枚の大きな岩盤の上に建つと聞いて、びっくりです。
親切なご住職さんが素敵な御朱印をかいてくださいました。
ありがとうございました。
ここは心底気になる お地蔵様や観音様に出迎えられ、三途婆や閻魔大王が祀られている 銚子のお寺でも大きな三途婆と閻魔大王に出会ったが、私はここで初めて見た 地獄絵図を知りたくなった 八甲田山の陸奥にもあるらしい…どの様な存在なのか? また行く!
札所19番 飛淵山龍石寺は、埼玉県秩父市大畑町にあります。
本尊は千手観世音菩薩です。
大きな岩の上に観音堂が建っています。
周囲は宅地などになっていますが、札所霊場であったことにより、太古からの砂岩が残っています。
岩には小さな起伏があります。
また、川の流れによってできた丸い穴もあります。
現在の荒川は札所から300mほど西側の深いところを流れていますが、河岸段丘の段丘崖の上側に残された岩に龍石寺があり、はるか昔にここを荒川が流れていたことを示しています。
観音堂は1972年(昭和47年)に解体修理が行われ、復元されました。
2018年10月27日(土)午後4時前に訪れました。
秩父19番札所。
(朝8時から順打ちでここで午後4時。
11月~は巡礼地の納札所の終了時刻が午後4時までなので19番札所辺りが冬場の一日の巡礼頃合いでしょうか)西に傾き始めた秋の夕陽が見晴らしの良い境内の奥の遠山を背景に朱色の本堂をますます朱に染め上げていました。
閻魔大王も祀られた本堂に地獄の火焔を連想しつつも、御堂に自然と温かみを感じ手が合わさる。
境内に2台程度駐車場があり車を乗り入れましたが後で気が付くと本堂が載っかっている一枚岩(砂岩)の続きがでこぼこ突き出ていて車で通ると岩を傷めてしまうのではないだろうかと憚れました。
次回は境内前の駐車場に停めたいと思います。
本堂は、大きな岩盤の上にあります。
その昔、弘法大師が天皇の命により雨を降らせようと祈祷を始めたところ、岩の間から龍が現れ、雨を降らせた伝説があります。
本尊の千手観音様は、厄除け観音と言われ、特に女性の19、33歳の厄除けにご利益があり、1月18日の縁日には、多くの人でにぎわいます。
そして、本堂横の三途婆堂には、閻魔様と死者の服をはぎとる奪衣婆が、まつられています。
こちらの奪衣婆は、子育て婆さんと言われ、子供達の病気を治してくれると言われています。
ブラタモリで紹介されていたので、興味をもってお参りと見学に行きました。
一枚岩に建つお寺側面から見るとよりリアルです。
駐車場は境内の中に2~3台と第二駐車場もあるようです。
くれぐれも看板近くの駐車場には止めないでくださいとの注意書きありました。
感慨深いですね。
合掌。
名前 |
秩父札所19番 龍石寺(飛淵山) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0494-22-1669 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
室町時代につくられた本尊の千手観音像は厄除け観音と呼ばれ、特に19歳と33歳の女性にご利益があるという。
なお、この寺は巨大な一枚岩の上に建てられており境内の至る所に岩盤が剥き出しになっているが荒々しい印象はない。