新一万円札ということで見てきました。
深谷駅北口のロータリーを挟んだところにある、青淵広場に渋沢栄一の銅像がありました。
深谷駅を見上げるように立ち、時代を感じさせる雰囲気をかもし出していました。
煉瓦調の外観が印象的なJR高崎線の駅渋沢栄一が近代日本の官庁集中計画に使う煉瓦を大量生産するために東洋一かつ日本初の機械式煉瓦工場を深谷に設立し、その煉瓦で東京駅などが建てられたことにちなんで、平成8年(1996)に東京駅をモデルにした新駅舎が完成しました。
北口前の「青淵広場」には、和服姿の「渋沢栄一座像」が建ちます。
また、北口の花壇付近の「からくり時計」は、通常は深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」ですが、正時(毎時0分)になると『青い目の人形』の曲とともに日本人形と青い目の人形を持った栄一像が現れます。
これは、日米親善の促進のために人形を贈りあった栄一の民間外交に由来したものです。
かくれ渋沢栄一ファンの私はGoToを利用して、ふらりと深谷探索に訪問しました。
改札口を左に出るとエスカレーターとロータリーが見える広場が、渋沢栄一の雅号「青淵」をとった青淵広場に、渋沢栄一像があります。
深谷駅前と渋沢栄一記念館に石像があると調べてきたのですが、翌日訪問する渋沢栄一記念館で巨大な立ち姿の石像は、元々はこちらの深谷駅前に最近まであったと耳にしました。
現在は椅子に座り煉瓦作りの駅を見つめています。
夜はライトアップもしているので、駅周辺で宿泊する方は食事前後のさんぽがてらに眺めてみるのも良さげなスポットとなります。
2021年の大河ドラマに決定しており、聖地巡礼の深谷ブームが席巻するんでしょうか。
深谷駅を降りると、ドーンと目の前に渋沢翁がお出迎えです。
静かな町ですが、明治時代に建てられた赤レンガの建造物が至るところにあり、レトロモダンな雰囲気が漂います。
近年は赤レンガを大フューチャーしているようで、駅舎やその隣の雑居ビルなど、新たに建てたものまで、赤レンガとなっています(大半はレンガ風のタイルや外壁材でしょうが)。
しかし、一方で深谷ねぎに代表される広大な耕作地帯でもあり、不思議な魅力がありますね。
深谷の英雄、渋沢栄一翁。
新1万円札の肖像画になるし2021年度のNHK大河ドラマの顔にもなります。
深谷市も今かなり盛り上がっています。
自分の生まれ育った所からこのような出来事が立て続けに起こるのは、素晴らしい事で感動しています。
これからの深谷市に期待するし、注目すべきです。
渋沢栄一(1840-1931)武州血洗村(埼玉県深谷市)の豪農の子に生まれ、初めに幕府に仕え明治維新後、大蔵省に出仕します。
辞職後、第一国立銀行を経営、製紙、紡績、保険、運輸、鉄道など多くの500もの企業設立に関与しました。
ということは、現在の上場企業の大部分を渋沢氏が関与していることになります。
財界の大御所として活躍引退後は社会事業教育に尽力しました。
日露戦争でも勝機を確認していた渋沢氏はかなりの資金を出資したとも言われています。
2024年に新紙幣の1万円に採用されるなど、日本の顔になっている人物です。
新一万円札の肖像画に選ばれておめでとうございます。
ただ、申し訳ありませんがこの人のことは詳しく知らないんですよね。
私が耳にしたのは深谷駅のレンガを作ったのがこの人の工場だったということと、この人が深谷の味である❬煮ぼうとう❭が好物だったということぐらいです。
(煮ぼと呼ぶこともあるとか)まぁ、難しいことは置いといて、めでたいですねぇ。
日本の資本主義の父、渋沢栄一翁は出身地が深谷市のため、ゆかりの物や地が様々有ります。
銅像を見たら足を延ばして渋沢栄一の生家や記念館、誠之堂・清風邸を見るのもお勧めです。
名前 |
渋沢栄一像 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
4.0 |
深谷市出身で幕末に日本の近代化を進めた官僚(幕臣)及び実業家の渋沢栄一さんの銅像です。
近年に放送された大河ドラマの影響か多くの関連施設があります。