キレー たまにロケやってる。
備前掘の学びの橋近くに隠れ家的なカフェgood wood holiday が6月にオープンしました。
とても落ち着いた雰囲気で、美味しいコーヒーがいただけます😁お店にはオーナーの趣味のアンティークな品物がたくさん飾ってあります☺️当面の間、お店は火曜日と木曜日と土曜日と日曜日の午後1時から6時または7時まで営業しています😊
江戸時代の初期に造られた歴史を感じられる水路です。
商店街の一方通行・ハミングロードに並行して静かに流れていて、あちこちに歴史上の人物像やオブジェがあります。
残念ながら周辺は戦火に焼かれて当時からの古い建物は残っていないそうですが、戦後に建てられた商店を中心にした建物も充分に年月の経過した物が多く(失礼)、散歩や買い物に便利な地域に流れる堀です。
毎年、こどもの日には鯉のぼりがたくさん泳ぐイベントがあり、また夏には黄門祭りや8月16日に行われる死者や先祖を弔う灯籠流しがあります。
灯籠は500円で購入できて、それぞれ亡くなった人や可愛がっていたペットの名前や願い事を書いて備前堀に流します。
茨城県は魅力度ランキングで長年ずっと最下位の47位ですが、徳川御三家の1つとして立派な役目を果たした水戸藩を始めとして、個人的には魅力のある県だと思いますよ。
水戸城へと徳川様が帰られる時は下市を通って帰られたそうです^_^そして大名たちが泊まる宿などもあった為おもてなしをしていた町ʕ•ٹ•ʔその名残がある古風な町並み(^^)
備前堀は徳川光圀の父・頼房の命で築かれたそうです。
以前は千波湖から直接水を取っていたそうですが、現在は千波湖が小さくなったため、桜川経由で取水しています。
備前堀が出来たおかげでそれまでは少しの雨にも氾濫していた千波湖は治まり、逆に水不足や旱魃に長年悩んでいた村々は安定して農業用水を得ることが出来たのだそうです。
水路は三又橋水門から二手に分かれ、21ヶ村もの田畑を潤したといいます。
頼房の命でと書きましたが、実際に工事を計画・指揮したのは伊奈備前守忠次という知る人ぞ知る有能なお役人で、これが「備前堀」と呼ばれる由縁です。
大変な苦労のすえ完成したそうで、道明橋の上には忠次の功績を称える銅像が立っています。
因みに、頼房は備前堀を築いたことにより「農業用水を確保」したわけですが、その子の光圀は笠原水道を作り「安全な飲み水を確保」しました。
備前堀と笠原水道、親子二代に渡って水戸の水問題を解決したわけです。
完成から400年経った今もお堀は農業用水として利用されています。
実は茨城県は農業生産高が北海道に次ぐ全国2位で「東京の台所を支えている」と言われているそうなのですが、こうした農産物の豊かさは最初からではなく、備前堀の開削のような様々な苦労があって今に至るのだと、当たり前ですが有り難く感じます。
観光地として見ると、残念ながらお堀以外は特に何も無くひっそりしていますが、GWに堀端を埋め尽くす鯉のぼり、8月の水戸祭りに合わせて行われる灯籠流しは、なかなか風情がありオススメです。
尚、駐車場は、備前堀よりも二本北側にある下市本町商店街(ハミングロード)に設けられた無料パーキングスロットか、市営の本町駐車場(有料)を利用できます。
実はこの本町商店街も江戸時代からの歴史ある商人街であり宿場町なのだそうです。
名前 |
備前堀 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.9 |
江戸情緒ある堀です隠れた見どころ夜の備前堀は最高です。