唯円房の谷河原「西光寺」を訪問いたしました。
谷河原駅の直ぐ側にあるお寺。
小さいながらも手入れが行き届いていてきれいでした。
谷河原駅前にある、歴史ある大きなお寺です。
駐車場は、線路を挟んで2箇所あります。
水郡線谷河原駅前にある真言宗大谷派のお寺。
親鸞の二十四輩(高弟24人)の1人、唯円が宝治2年(1428)に創建。
その後水戸藩主徳川頼房の命により寛永3年(1626)に現在地へ遷し西光寺と改めたそうです。
親鸞聖人の関東時代における高弟のうちの一人、唯円房の谷河原「西光寺」を訪問いたしました。
(お寺の開基は鳥喰の唯円という方で、河和田の唯円(歎異抄で有名)とは別の方のようです)事前に訪問させて頂きたい旨をお伝えして当日電車を乗り継いで訪問する。
水戸で水郡線に乗り換えて谷河原駅で降りますとすぐにお寺があります。
外から見ても綺麗で立派なお寺です。
境内を見学させて頂きましても非常に綺麗に整えられています。
お寺様は参拝される方々とのご縁を大切にされる方々で訪問時間に合わせて準備をされて待っておられました。
(西光寺様には二十四輩のお寺巡り等で様々な方が来られるのでお寺様としてその有縁の方々に対して丁寧に対応したいという思いがあるそうです。
大変有難く申し訳なくも思いました)お寺に入りますと、すでに本堂で前住職様が待っておられ、本堂にてご本尊様を参拝させて頂きました。
まず寺宝の説明をして頂きました。
それに並行して、・親鸞聖人の関東で布教されるまでの半生について・お念仏について・亡くなられた方に対して(月命日、法事等をご縁に)・西光寺に伝わる鬼人成仏のいわれについて・おかげさまの心について等など、約1時間丁寧に教えて頂き大変勉強になりました。
その後、別室にてお茶を入れて頂き、住職様を始めお寺の方々と和気あいあいとお話しをさせて頂き非常に嬉しかったです。
また、次に近くにある「沈石寺」に歩いて行く予定ですとお話すると、歩いてだと大変だからと送って頂きもしました。
大変お忙しい中、優しく対応して頂き本当に有難うございました。
境内が美しく整備されていて、藤やサルスベリ等季節に応じて見応えのある庭がある。
素敵なお寺です。
唯円といえば、歎異抄の撰者である河和田報仏寺の開基が思い浮かぶが、ここの唯円房とは、同名異人であるとの説が有力である。
寺伝によれば西光寺の唯円房は、俗姓を橋本伊予之守網宗といい、承安3年(1173)に武蔵国猶山の域主の家に生まれた。
かなりの勢力を持ち、平和な日々を過ごしていたある日のこと、寵愛していた一人子の清千代丸が病に襲われ、8歳にして死亡してしまうのである。
綱宗の嘆きは深かった。
このことが契機となり、仏法にひかれていくことになった綱宗は、清千代丸が亡くなって間もなく、身を修行者に変し、城を弟の次宗に譲り渡し、諸国を巡って遂に常陸国那珂郡鳥喰村(現那珂町)にたどり着き、空き家で一夜を過ごすのである。
綱宗はその夜、薬師如来光明が赫灼として現れ霊告したのである。
綱宗はお告げのまま稲田におもむき、親鸞聖人の教えを聞いて、たちどころに″他力本願”の意を解し、弟子となって法名を唯円と賜った。
名前 |
西光寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0294-72-0961 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.8 |
本堂に上がり、阿弥陀如来、親鸞聖人像などを拝ませていただきました。