名前 |
経ヶ岳古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
鯖江市の“実のなる公園”として知られる大谷公園の背後の山の頂上に立地します。
もともと円墳と前方後円墳が並んでいるものとされていました。
しかし、よく観察すると、前方後円墳とされた部分は例の鍵穴形ではなく、むしろ一つの前方後円墳が切断されて円墳(後円部)と前方部に分断されたもののようです。
前方部の切断個所付近には括れ部の痕跡が確認できます。
また、前方部の周辺に平坦面を削り出したような痕跡など手を加えた跡が見受けられ、墳丘を切断した溝を含めて、山城として加工されたことが考えられます。
なお、後円部・前方部ともに盗掘坑が残ります。
全長約55mの北側に前方部を向けた前方後円墳です。