クリスマスリース作りに参加しました。
2021.07.11越前焼「陶ふうりん」二千の音色」に癒やされてきました。
両側のお庭に面した和室の両側から、風に吹かれた「ふうりん」の音色が幻想的です。
両方の耳に一度に入ってくる軽やかで爽やかな音色は初めての体験です。
ぜひ一度、和室の両側の窓を開け放って、部屋の真ん中で耳を澄ませてみてください。
ひとつひとつ音色の違う「ふうりん」二千個が一度に、部屋の両側から聞こえる音はあまりに美しいです。
8/29まで楽しめます。
旧水野家住宅から入ります。
越前焼を研究していた水野さんが亡くなった後、住んでいた家を移築したそうです。
古窯博物館は新築で、新しいです。
その歴史や社会性などを学べますがダイナミックな展示ではないと思いますね。
それだけ「掘り起こされた」越前焼なので、連続的な歴史は紐解けないのでしょう。
それでも「掘り起こす」努力がこの博物館からは学べますし、その努力こそが陶磁器を深めるためには欠かせないものなのだと実感できます。
ボリュームがあるわけではないですが値段も高くはないので、アクセスは遠いですが真に陶器を愛するなら絶対に行くべき博物館ですね。
博物館の中でやっているつまみ細工で作るクリスマスリースの体験教室に参加してきました。
古民家の中でリース作りを体験した後は、お茶と和菓子をいただきながら美しいお庭を眺めてまったりしてきました。
お茶も美味しかったですが、和菓子がクリスマスバージョンでとても可愛くて食べるのがもったいなかったです。
体験参加の特典で陶芸館の企画展のチケットがもらえたので、そこへも行くことができました。
まだ開館2年のきれいな建物です。
越前焼再発見、研究の功労者、水野九右衛門の旧水野家は、もともと熊谷(くまだん)にあったのだけど、こちらに移築したそうです。
ところで、国道8号線から当館に向かうと、途中で「七ツ星」という日本酒を作っている蔵の前を通るのですが、水野九右衛門はもともとそこの生まれで、熊谷の水野家の婿養子となったそうです。
そのことが、越前焼の再発見に繋がったのだから、偶然とは感慨深いものです。
ローカルな話が聞けるのも、こういう地方の施設のいいところですね。
今日はたまたま、表千家の先生方が、大阪から偉い先生を招いて研究会をしているとのことでした。
このような用途に使われるだけの、趣のある建物ということだと思います。
展示は、水野九右衛門の発掘した越前焼コレクション中心。
親しみやすいガイドさんの説明はわかりやすく丁寧で、越前焼の特徴、年代によるの違い、常滑焼との共通点などなど興味深かったです。
自分みたいな初心者には十分な解説でしたが、頼めば学芸員を呼んでくれるとのことでした。
時間があれば、ビデオ鑑賞をすることをオススメします。
30分ほどかかりますが、水野九右衛門のひたむきな姿から、人柄、考え、越前焼への情熱が生々しく伝わってきて、感動しました!特に、越前焼研究を通して、過去の人たちと対話し、その思いや生活を知り、それを今の時代に合う形で受け継ぎたい、という考え方に共感を覚えました。
40年ほどの年月を、越前焼の研究に投じた人の資料だから、膨大な量があるかと思います。
欲を言えば、入門者向けだけじゃなく、リピーターや、もっと詳しい人向けの資料も充実させてくれると、さらによくなるのになあと思いました。
名前 |
越前古窯博物館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0778-32-2174 |
住所 |
〒916-0273 福井県丹生郡越前町小曽原107−1−169 |
営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
風鈴祭りには色んなところに行ってますが入場料を取る所は初めてです🤔