和田峠は旧中山道最大の難所です。
中山道 和田峠七曲り / / .
旧中山道最高所の峠です。
京都側は険しいシングルトラック、江戸側は緩やかなダブルトラックになっています。
旧中山道と中央分水嶺トレイルとの分岐になっており、ここから三峰山までのトレイルがあります。
和田峠頂上の古峠から下諏訪側に降りたところすぐにある、細いクネクネした峠道です。
急カーブが7つあるので七曲りです。
道幅は狭く、やや歩きづらい感もありますが、いろいろな看板が立っていて楽しく歩けます。
もう少し道が整備されていると歩きやすいのですが……!!
和宮様も通った峠。
その行列を含めてその前後に8万人も通行したとか。
往時の様子は知る由もないが、気持ちのいい夏の風が吹いていた。
和田峠は旧中山道最大の難所です。
日本橋をスタートして、京都三条大橋を目指しているのですが、今回は、長久保宿を8時に出て、下諏訪までの30キロの行程を計画しました。
前半は割と緩やかな傾斜が続き、碓氷峠よりも楽なんじゃないのか?と思いつつ足を進めましたが、峠に向かってだんだん傾斜がきつくなり、さらに4月下旬にも関わらず雪が降ってきて、困難な道のりとなりました。
しかし頑張って歩を進め、ようやく峠の最高地点に到着しました。
高度計を見ると1500メートルを越えていました。
達成感は格別ですね。
最高地点からの下りは、登りより傾斜がきつかったと思います。
降りていく途中の丸太のベンチで休憩していると、その丸太が腐りかけているから、新しいものに交換しようとしているという、お姉さん、お兄さんに会って、すこしお話しさせてもらいました。
こういう方に支えられて、自分も旧街道歩きができるということを再認識しました。
和田峠を越えてすぐ西、下諏訪宿側の「七曲り」と呼ばれる九十九折の道幅が狭い急坂です。
それでも古いお地蔵様もあり、街道の面影が感じられます。
旅人はさぞ苦労して越えたことでしょう。
この坂は、峠から地元の名主“勝五郎”さんが1855(安政2)年に設けた休憩用の石小屋跡まで続きます。
名前 |
中山道 和田峠七曲り |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
スーツ氏が令和の今になって越えた5街道最標高峠…景観は素晴らしいです。
当時の方々はさぞ難所であったであろうかと…2021年11月10日に行ったので…寒いです。
ふもとの和田岬茶屋さんからだいたい歩いて30分位で行けます。