権祝に触れる特別なひと時。
権祝邸の特徴
権祝矢島氏の邸宅後で、歴史を感じる場所です。
諏訪大社上社の祭事に関わる重要な神職の邸宅です。
守矢氏の神長が実務を担う、伝統ある史跡です。
諏訪大社上社の最上位の神職は大祝氏ですが、祭事の実務の最高位は守矢氏の神長(かんのおさ)で、それを補佐する次の位が権祝(ごんのほうり/ごんほうり)職です。
この新官職を務めたのが矢島家で、その屋敷跡がここです。
県道16号沿いには重厚な薬医門があって、ひときわ目を引きます。
敷地内には端正な庭園と大棟造りの住居がありますが、長い期間無住で、今はかなり荒廃が進んでいます。
住居は古民家で文化財としての価値があると見られます。
しかし、今も私有で公開されることも、手入れされることもなく、まもなく朽ち果てようとしてます。
名前 |
権祝邸 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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権祝(ごんのほうり)矢島氏の邸宅後。
享保年間に建てられ、庭園もある立派な門構えの邸宅。
茅野市の史跡ガイドにも書いてあるものの、外からは入れず手入れもされておらず、朽ち果てるのを待つ状態。
市に修復の補助申請も出したものの通らないとのこと。
貴重な歴史資産の一つなのに正直もったいない。
活用次第では良い場所にできるのではと思う。