名前 |
勝弦東照宮 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.0 |
小野神社から県道254号沿い北東に5キロメートルほどのところに勝弦という集落があります。
その西側にそびえる標高1000メートルほどの山は勝弦山と呼ばれているようです。
集落から標高にして30メートルほど西に上った勝弦山の裾野の高台にあるのが、東照宮です。
山麓から長い石段参道をのぼりながら振り返ると、樹間に勝弦集落のほぼ全体を見渡すことができます。
東照宮といえば、日光にある徳川家康を東照権現として祀る日光東照宮が有名ですが、その権現様を勧請した神社なのです。
勝弦では東照宮が集落を鎮守する氏神様なのです。
村の記録によれば、江戸時代安永年間(1780年頃)に勝弦新田村として集落が自立したのを機に、村の自立存続を祈願して日光の東照宮を勧請して創設されたのだそうです。
19世紀のはじめ頃に、上の宮という場所に社殿を造営したと伝えられているとか。
そこは、おそらく現在地から1キロメートルほど北東の沢の上流で、御座石の近くだそうです。
今ではゴルフ場内のコース脇ですが。