信州産手搾りリンゴジュース?
若林醸造は明治29年(1896年)創業で、今年で120周年になります。
新潟県から杜氏と蔵人が冬場にやってきて酒造りを行うするスタイルで、戦後の高度成長期にはおよそ700石(1升瓶換算で7万本)のお酒を造っていました。
主要銘柄は「月吉野(つきよしの)」です。
しかし、日本酒離れが進んだことによる事業の低迷などもあり、昭和44年には自社での醸造をほとんど辞めて、販売する日本酒の大半を委託して造ってもらう集約製造に移ることになりました。
その後、米麹を他の酒蔵から購入して、細々と酒造りを続けてきました。
一方で近年は周辺の果樹農家からの委託でリンゴジュースなどの加工・瓶詰めに注力。
さらに、7~8年前から商品化している甘酒の評判がよく、本業の減益をカバーしつつあります。
名前 |
若林醸造 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0268-38-2526 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
いま、21年6月放送のNHKローカルの「知るしん」で、此方を知りました。
現在、地元農家さんと有機酒米を植えることから始めて、有機のお酒を作ろうと挑戦中だそうです。
19年の水害で崩壊した上田電鉄別所線の赤い鉄橋も復活したとのこと。
どちらも応援しています。