4月上旬に背割堤の後に訪れました。
観光寺院ではないので、決まった日にしか拝観できませんが、鎌倉時代に造られたと伝わる阿弥陀様は圧巻のすばらしさでした。
お寺様の入り口は狭いですが中は駐車場も広くて車の方もご心配ないです。
私が参拝したときはガイドさんと回らなければならなかったのですが、正直失礼な言動もあり、ペースも合わず自由拝観のほうが有り難いと思いました。
枚方市楠葉の自宅から自転車で訪問しました。
駐車場は通りの道路からお寺の敷地に入った所に10数台はとめらる無料のスペースがありました。
この日は、秋の文化財一斉公開の日にあたりましたが、通常は一般公開は行っていないため、訪問前にはお寺のホームページなどで公開日を確認しておく必要があります。
お寺の案内看板には開始時間は午前10時30分と書かれていましたが、この日午前10時10分頃訪れた際には既にご案内頂ける状況になっており、ボランティアらしき方が付きっきりでご案内頂けることになりました。
拝観料は1人700円です。
お寺は西暦1191年と鎌倉幕府開府の頃に源頼朝の遣いで八幡に訪れた高田忠国が開いたとのことですが、現在見渡す限りの建物は、徳川家康に見初められ尾張徳川家の初代藩主徳川義直を産んだお寺の娘お亀の方の命で建てられた本堂伽藍、唐門、大小方丈など江戸時代初期の建物群で構成されており、豪華絢爛な上段の間や襖絵、実際は使われなかったようですが切腹の間など見どころ多彩な数々の文化財を拝観することが出来ました。
また最後に法雲殿をご案内頂きました。
建物の中には、483cmの巨大な阿弥陀如来坐像(重要文化財)が安置されていました。
仏像は元々は石清水八幡宮の八角堂のなかで祀られていましたが、明治時代の廃仏毀釈により一度は八角堂とともにお寺の近くにある前方後円墳に移され、八角堂の雨漏りなど老朽化を理由に最後は正法寺に移されることになったそうです。
鎌倉時代の作で、仏像のあまりの大きさに圧倒されました。
また、建物内には徳川義直が描いた家康の肖像画が飾られており、教科書やテレビなど資料でよく見かける目を見開いた家康の面影と似ていていました。
息子が描いた絵なので、家康の面影はこのようであったのだろうと個人的には確信を得た気分になりました。
建物内は写真撮影は禁止です。
お庭は自由に撮影させてくださいました。
これだけの貴重な文化財に触れられて拝観料の700円は大変お得であったと思います。
立派なお堂と山門がありますが、公開日程が決まっているようです。
桜も終わった後で、本堂には近づけませんでした。
ご朱印は書き置きを頂きました。
4月上旬に背割堤の後に訪れました。
自転車でしたが、歩くと20分余りかかると思います。
お寺の門を過ぎると、参道の先に桜と立派な重要文化財の唐門があります。
本日は年に数回の公開日でしたが、10時30分からで、かなり時間があったので諦めました。
この時期は夜間ライトアップもしているようです。
名前 |
正法寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-981-0012 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.4 |
春の一般公開時に行きました。
たまたまですが、ご住職さま自らご説明してくださいました。
阿弥陀如来さま、お庭、建物と大きなところから細かいところまで見所は満載です。
拝観料700円の価値はあると個人的には思います。
時間に余裕がなかったので、今度は時間に余裕をもって違う季節に訪れたいと思います。