木原畷(きはらなわて)。
戦場の名残は少ないですが、木原権現神社が奉られてます。
規模としては小ぢんまりとしてますが、境内にはいくつかの史跡が見られなかなか見処ありますね。
信玄の上洛の途上、家康軍との戦争時に家康が腰掛けたとされる腰掛けた石があり、その由来もしっかりとったり、ミニチュアの厳島神社?とも取れる神社があったり、小さいながらも千本鳥居を模したお稲荷様もあり、戦後を讃えたカエル地蔵?もあり。
国道のすぐ脇にこんな場所があるとは…貴重な史跡です。
ここで、三方原の合戦の前哨戦が行われました。
ここでも若き日の青年家康は敗走して、武田軍の追撃にお尻をつつかれながらも、蜻蛉切の本多忠勝のしんがりのおかげで浜松に逃げ帰ったそうです。
それからしばらくして、天下を手中におさめつつあった徳川家康は、関ヶ原の合戦のために江戸から関ヶ原に向かう途中、ここに立ち寄って戦勝祈願をしました。
30年近く前のここでの敗戦を覚えていたんでしょうね。
そういう意味では武田信玄というのは、徳川家康に大きなインパクトを与えた人物だったのではないでしょうか。
木原畷(きはらなわて)。
武田信玄VS徳川家康、三方ヶ原の合戦の前哨戦ともいえる合戦がこの場所で繰り広げられました。
徳川家康が座ったとされる腰掛け石も残されています。
名前 |
古戦場 木原畷 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
家康公縁の地。