名前 |
近津神社(上野宮) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.2 |
御祭神は面足大神・惶根大神・級長津彦大神。
慶雲4(707)年に字本宮の地に勧請され,永禄13(1570)年に現在地に遷座した。
明治40年に共進指定村社,大正12年に郷社列格。
下野宮近津神社・町付近津神社と共に近津三社(近津三所明神)と総称します。
八溝川と並行する道路沿いに石段,そして鳥居があり,参道の先に随神門,さらに石段を上ると,山の斜面が切り開かれた地に見事な社殿が鎮座していらっしゃいました。
この付近は,往古「稲村」だったことから,近津三社は延喜式内(小)社「久慈郡稲村神社」の論社との説もありますが,延喜式が成立したのは延長5(927)年。
当時の大子町は陸奥国に属したので,そちらの線は薄いと言わざるを得ませんが,社殿・境内に漂う威厳は,式内社にいささかも劣ることはありません。
これにて本日,下野宮,町付,そして当社と近津三社(近津三所明神)の参拝を完了することが出来ました。