地元の方々の維持管理が大変ですね。
祭り自体は見たこともないのでよくわからないが 小高い丘になっていて桜と景色が綺麗な場所でした。
山の裾野で関東平野が広く見渡せる。
素晴らしい景観です。
行事も見てみたいです。
恐るべし埼玉県児玉郡美里町!わずか人口一万人の町に400年続く猪俣の百八燈。
旧猪俣村に住んでいた、武蔵七党の武士で猪俣党の棟梁、猪俣小平六範綱とその一族の亡魂を慰める為に、毎年8月15日夜村はずれにある、堂前山の尾根に築かれた百八基の塚に、猪俣地区の6~18才の青少年が仕切り、塚に火を灯す百八燈が行われている、幻想的な塚信仰行事である。
去年令和2年はコロナ禍の為に、一般の観覧と写真撮影は禁止事項になりました。
8月15日のお祭りの火を点灯する儀式から花火の打ち上げまで地区のお祭りとしてはなかなかいいです。
里山をながめるのに最高です。
いつまでもこのままで。
長閑で 桜もさいていました。
桜がきれいで、里山の春を感じられます!
8月15日にしか塚に灯が点かない普段はただの見晴らしが良い所です。
開けているから天体観測には良さそうですが、、、
何時も近くに来て気になっていた場所です。
坂道を上り上げると尾根上に沢山土山が並んでいます。
ロケーションが素晴らしい、風が気持ち良いよ🎵
この地域の武士集団・猪俣党について調べていたら、「猪俣の百八燈」と言う、国指定重要無形民俗文化財にもなっている、400年以上続く盆祭りの歴史的行事がある事を知りました。
この辺り児玉郡美里町大字猪俣は、武士の始まりである平安から鎌倉時代にかけて、武蔵国で勢力をはせた武蔵七党のひとつ猪俣党の領地で、高台院明王寺は猪俣氏開祖と言われていて、境内には猪俣氏代々の墓があり、猪俣小平六範綱の墓と伝わる墓石が県指定文化財となっています。
猪俣小平六範綱とその一族の霊を慰めるためと伝えられている「猪俣の百八燈」の行事は、毎年8月15日の夜、猪俣・堂前山の尾根に築かれた108基の塚に燈明をあげる行事で、闇夜に浮かぶ一列の灯火がたいへん幻想的なことでしょう。
2020年度はあいにくの感染症拡大防止の為、猪俣地区関係者の方のみでの開催となり、一般参加は出来ない様です。
お盆の伝統行事の場所です。
地元の方々の維持管理が大変ですね。
花火は町主体で打上げやって欲しいです。
花火大会が無くなって残念です。
猪俣同族会も皆さんが高齢の為やむおえず閉会になりました。
以下、文化庁データベースより 我が国の盆行事には、百八燈【ひゃくはっとう】とか百八松明【ひゃくはったい】と称して百八把の松明を焚いて精霊【しょうりょう】の祭りを行うものがある。
これらは新盆【にいぼん】の家で行ったり、村共同で山や河原で盛大に行ったりする。
猪俣の百八燈は、八月十五日(もとは七月十五日)に村はずれの堂前山【どうぜんやま】の丘の上に築かれた百八基の塚に百八の灯【ひ】をともす盛大な行事で、地元では猪俣小平六範綱(鎌倉時代にこの土地を開発した人物)の霊を慰めるとも伝えられている。
この行事の主体となるのは、字猪俣の満六歳から満十八歳までの子供組・若衆組【わかいしぐみ】(約五〇名)で、後見役(前年の親方)が総指揮を執り、親方(十八歳)、次親方(十七歳)が幹部となり、行事の企画・指導を行い、十五日までの間に灯をともす松根掘りや、小平六の墓掃除、道こさえ、草刈り、塚つき、燈明器づくりを行う。
塚は村はずれの丘の稜線に沿って百八基築かれており、規模は一般に高さ一メートル、直径三〇~四〇センチメートルで、留塚という両端の塚は一段と大きく、中央の二基は五重塚といって高さ二~二・五メートル、直径七〇センチメートルで、ほかの塚や留塚よりさらに大きく造られている。
行事は、十五日未明に芝を切ってきて百八の塚を築き直すことから始まり、真綿をよった燈心を取りつけた急須に石油を注ぎ燈明器として各塚に配備する。
この際、五重塚と留塚、小平六の墓の側にある御公方塚【ごくぼうづか】には松根を置く。
十五日の夕刻六時、寺の境内で寄せ太鼓をし、一同が集合すると境内の小平六の墓に燈明をともし、笛・太鼓の行列で出発、堂前山の塚の百八燈に点火すると同時に仕掛花火も行われる。
猪俣の百八燈は、各地で行われる盆の百八燈の行事の中でも百八の塚を築いたその上で盛大に火を焚く点で異色であり、亡魂を慰めるという趣意と相まって塚信仰の様相をよく示している。
また、これらの行事が子供組・若衆組によって執行されることなどは注目すべきことで、盆行事の中に祖霊信仰の様相をうかがうことができる典型例として重要である。
400年以上続く伝統ある行事です。
皆さんに行ってもらいたい。
出来れば、花火大会と日にちをずらして欲しい。
猪俣の百八燈は、400年以上続く盆の行事で、8月15日にむらはずれの堂前山の尾根に築かれた百八基の塚に火をともす行事。
盆の祭祀の場。
祭自体も見てみたいと思いました。
名前 |
猪俣の百八燈 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
周辺のオススメ
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鎌倉時代御家人猪俣小兵六範綱その他猪俣党の霊を慰めるため地元で行われる祭場所猪俣小兵六墓から少し離れ一旦国道に案内板有り其処から少し登ると松明にするのか芝草の塊が有ります。