神仏分離令によって隣に在る観泉寺から離れて村の鎮守...
旧村社。
御祭神:誉田別命(ほむたわけのみこと)。
創建:室町時代相当。
資料によると、当地は利根川南岸の自然堤防上に位置し、利根川と当地との間には群馬県境町の飛び地があり、かっての武蔵・上野両国境に位置する。
社伝によれば、当社は文正年中(1466-67年)に新田三河守家純(岩松家純)が五十子に陣を張った際、上野国新田郡岩松郷(群馬県新田郡尾島町岩松)の八幡宮の分霊を奉遷して鎮祭したという。
とあります。
すぐ北にある養蚕家で国指定史跡の「田島弥平旧宅」は、群馬県伊勢崎市境島村の埼玉県側への飛び地にあり、このあたりの利根川南岸の地域が、利根川の流路と共に時代の変遷に左右されてきたことが思い馳せられます。
また、すぐ東へ行くと、渋沢栄一翁の生家(中の家)がある深谷市血洗島です。
このあたり(本庄市宮戸、深谷市血洗島)は田園地帯で農家の旧家が多く、古い時代の暮らし向きが感じられます。
それを象徴するかのように、当社の手水舎には地下水をくみ上げる手押しポンプが備え付けられていて、現役として活躍していました。
社殿も古式の厳かさで、社殿全体が塀で囲まれていて、前面の塀及び門は瓦葺の屋根が施されていました。
鳥居の横に記されていた、本庄市指定文化財「宮戸八幡大神社の格天井絵」は見ることは出来ませんでしたが、神饌幣帛料供進神社にも指定された、郷土の村社にふさわしい、八幡大神社を感じ取ることが出来ました。
神仏分離令によって隣に在る観泉寺から離れて村の鎮守になった神社です。
天井画は金井鳥州らによって描かれた。
旧村社格。
岩松氏由来。
金井烏洲(北隣の島村出身)らによる天井画がある。
名前 |
八幡大神社(宮戸) |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.4 |
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神社の天井絵が有名な画家が描いたみたいです。
外からはあまり見れません。