三上山を神体山として祀る神社である。
鎌倉後期の造営とされ、三間一戸で檜皮葺の入母屋造。
国指定重要文化財。
屋根の形が美しい、重厚な建物だと思う。
21/04/07、三上山登山に先立ち、お詣りさせてもらった。
琵琶湖南岸、「近江富士」の別名もある三上山(標高432メートル)の山麓に鎮座し、三上山を神体山として祀る神社である。
三上山は藤原秀郷(俵藤太)のムカデ退治伝説でも知られる。
境内には国宝の本殿のほか、拝殿・楼門・摂社若宮神社(いずれも国の重要文化財)を始めとする社殿が残る。
また、国の重要文化財指定の木造狛犬(京都国立博物館寄託)を伝えるほか、秋季古例祭(ずいき祭り)は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
孝霊天皇の時代、天之御影命が三上山の山頂に降臨し、それを御上祝が三上山を神体(神奈備)として祀ったのに始まると伝える。
明治から昭和にかけての発掘調査では三上山ふもとの大岩山から24個の銅鐸が発見されており、三上山周辺では古来から祭祀が行われていたと考えられている。
2017.11.08.(水) 11:45 2回目の参拝 前回は2014.11.24 (車でフラフラ 奈良斑鳩人)鳥居を潜り真っ直ぐ進むと 楼門 拝殿 本殿と各社殿が 一直線に並んだ配置で 楼門の大きく跳ね出された屋根の曲線は美しく 仰ぐ庇の複雑な腕木組物は見事で 正面柱間 6.7mと奥行 3.3mは 堂々とした立派なモノですまた楼門の建立は 室町時代前期で 今から約700年程前で そもそも神社に楼門は 少し可笑しな様にも思いますが 平安時代以降は神仏習合の考えが根付き 所々で見られます因みに 楼門は国の重要文化財でも有ります。
名前 |
御上神社 楼門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
077-587-0383 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
風格のある立派な楼門です。
お祓い用の祓え幣が置いてありますので、自祓いをして心身を清めてから参進します。