室町時代創建と伝えられる神社。
室町時代創建と伝えられる神社。
社殿装飾彫刻は波の伊八 三代目武志伊八郞信秘の作とのこと。
11月初め位に、仕事で近くに来たので参拝しました。
畑に囲まれていて、開けた風景の中にポツンと存在する神社です。
神社はおろか、周囲にも人影はなく、昼間だと言うのに、境内は静寂に包まれていました。
まるで時が止まったかの様な境内を歩いていると、自分が此の世成らざる場所に迷い込んだのではと、錯覚してしまいそうになります。
時折耳に届く鳥の囀ずりが、此処が現世なのだと思い出させてくれました。
有名な神社の様な、絢爛華麗なお社は無いです。
由緒正しき、参拝者が絶えない神社でもないです。
掃き清められた、清楚な境内ではないです。
苔生して、枯れ葉が舞い、現世から切り離されたかの様な、鬱蒼とした木々に囲まれた神社。
しかし、そこには静謐が有り、有名な神社にはない趣きと、時の流れに研磨された美が存在していました。
そこは確かに神域であり、長の年月を見守ってきた神様の在す神社なのだと、私は思いました。
観光地化された有名な神社よりも、こう言う神社が好きな私としては、とても素晴らしい時間でした。
地元の方々しか来ない神社でしょうが、近くに来る事があれば、寄って御挨拶するのも良いと思います。
私も、また近くに来たら寄りたいです。
少し台風の影響で瓦が飛んでいましたがきれいな神社でした。
名前 |
大原神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0439-27-2203 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.4 |
お詣りした日:令和4年3月15日駐車場:不明。
路肩に停めました。
田んぼのなかに森があり、静かに鎮座しています。
ほんと、静かで心地よい風にあたりながらお詣りできました。