鹿島神宮の潮宮を遷祀したという。
御祭神は高倉下命創建は992年(正暦3)年、鹿島神宮の潮宮を遷祀したという。
グーグルマップの案内で行くと神社の裏側の民家に行ってしまいます。
潮宮神社に向かうには8号線(小川鉾田線)の(株)内田工業さんがあるT字路を山の方に曲がり、山沿いに上っていくと鉄塔が見え、鉄塔の脇を入っていくと駐車場があります。
広い境内は氏子さんが月に何回か掃除に来て掃き清められており、社殿は2003年に再建されとても綺麗な状態です。
明るく綺麗な境内で深呼吸していると清々しくなれます。
とても良い雰囲気の神社でもっと知られてよいのではと感じました、心静かになりたい時に参拝したいと思います。
名前 |
潮宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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御祭神は高倉下命。
創建は正歴3(992)年,鹿島神宮の摂社であった潮宮を遷宮されたのが始まり。
鎮座しているここ常陸国橘郷は,鹿島神宮の社領となった時代もあって鹿島神宮との関係が強かった。
明治14年に村社列格,大正2年共進指定。
また,倉敷の地は鹿島灘の大洋村付近で造られた塩が国府石岡まで運ばれる「潮の道」の中間に当たり,塩が一時貯蔵される中継地点として大いに繁栄したそうです。
潮宮は「いたみや」と呼び,「潮」は塩でもあります。
なぜ内陸部に「潮」という文字が使われたのか,歴史は不思議で面白いものですね。
参道入口は,南西200メートル弱の狭い道路からとなります。
鳥居の後ろ,見事な古木が聳え立つ森の中に参道が走っています。
普通の神社でしたら,この中の一本でも御神木レベルかも知れないなぁと思われます。
石段を登って参道へ。
うん。
この堅く踏み固められた幅広の参道は,本当に長の年月,幾千幾万人の人々がここを歩んだ,そうでなければこうはなりません。
木々の根が露出し,幾本かは傾いているくらいに。
煌めく木漏れ日の中,霧が立ちこめて来ました,いや,これは何カ所も焚き火,落ち葉を焼いているようです。
もしかして例祭か何かかとと思ったのですが,しんとして人気はまったくありません。
写真のとおり,煙を貫く線状のの木漏れ日が余りに幻想的で・・・しばし見とれてしまいました。
突き当たりには優美な社殿。
平成15年の再建と新しく,境内の掃き清められた様子からしても,古代から現代に至るまで変わらず,氏子の方々から深い尊崇を集めていらっしゃる社であることは明らかです。
それにしても,清らかで美しい御神域でした。
式内社,名神大社だってここまで美しい光景を見ることは・・・できません。
ありません。