多くの親王が遙任(ようにん)されてきた。
こつべ神社と読みます。
沿道から階段をくだるため静かで神聖な場所です。
行福寺にクルマを駐車し徒歩3分です。
道路脇に「こつべのおてら」という石碑があり、「こつべ」とは何なのか後ろ髪をひかれる思いでしたが、ネットでググルと単なる「古都辺」という地名に過ぎないと分かり安堵しました。
まぁ、この古都辺という地名も「平将門が古き都の辺り と名づけた」という口碑があるんですけどねぇ。
天長3年(826)より上総国は親王(天皇の兄弟か皇子)を国守に任命する「親王任国制」となり、多くの親王が遙任(ようにん)されてきた。
百済系の桓武天皇皇子「仲野親王」が勅任され、孫の高望王(たかもちおう)が武家桓武平氏の平朝臣(たいらのあそん)を賜り、上総介として下向赴任し、市原市の古都辺(こつべ)のあたりに百済懐古の奈良王城築いたとされる。
@房総風雅史 古代・中世編 小倉光夫著 P211近くに古府里(こふり)や国府関(こうせき)などの地名が残されて、上総の長柄郷や武士(たけち)郷の地域は古くから百済系の刑部氏の領域であった。
p244
名前 |
古都辺神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0436-74-6528 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
2.9 |
道路脇から下を覗き込むように見える神社。
苔の具合がとてもいい雰囲気を醸し出しています。