内藤新宿の遊女の「投げ込み寺」でした。
入り口はこぢんまりしていますが、花の咲く時期にはつい惹かれて写真を撮りにお邪魔してしまいます。
以前、門の端から遠慮がちに撮っていたら「どうぞ奥の方までお入りください」と、お寺の方がお声をかけてくださいました。
それ以来ちょくちょく行っていたのに全然知らなかったのですが、門を入ってすぐ左手にある看板を読んだところ、昔、このあたりに旅籠があった頃に、そこに奉公する飯盛り女(wikiで調べると色々出て来ます)が亡くなったとき投げ込まれたお寺だということを知り、なんとも悲しい気持ちになりました。
これからはお参りがてら伺いたいと思います…
新宿遊郭が出来る前は、甲州街道沿いの旅籠の多くが、平旅籠ではなく飯盛り女を置く飯盛旅籠でした。
そこで働いていた飯盛り女は、亡くなるとこの寺に投げ込まれたという哀しい話です。
山門から中をのぞいてみると、あまりに鬱蒼としていてびっくりしましたが、中に入ってみるとこれがまた落ち着く。
まわりが繁華なだけにその差は大きいです。
江戸時代は飯盛女の投げ込み寺だったらしく今もその人達を弔った供養碑があります🙏また改暦の立役者、塚本明毅の墓や江戸時代の著名な戯作者・恋川春町の墓もあって見所もあります🙏
名前 |
成覚寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3341-1053 |
住所 |
|
評価 |
3.9 |
夏の季節を感じるお寺毎年朝顔が咲いていて夏を緑溢れるお寺です。