名前 |
少林寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
053-471-0752 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
遠江四十九薬師霊場の参拝でお伺いしました。
臨済宗方広寺派のお寺で華木山少林寺といい、薬師霊場第二十四番札所になります。
少林寺の御本尊は薬師如来になります。
少林寺は当初旧曳馬村に開創され松隣庵と称していましたが、織田信長の弾圧によって荒廃していたが、寺は天正七年(1579年)に大通院から天秀自性大和尚が来られて中興開山し、真言宗から臨済宗方広寺派(禅寺)に改宗しました、九世無学和尚のときに現在地に移転して寺号を少林寺としています。
御本尊の薬師如来は行基菩薩の作と伝えられていて、平成七年(1995年)十月に落慶法要が行われた薬師堂会館に祀られています、脇侍の日光菩薩像・月光菩薩像と眷属の十二神将像を従え雲中供養菩薩像に守られています少林寺の児育(こそだて)観世音菩薩像にまつわる伝説があります、慶長年間(1596年~1615年)に当時の住職であった玉持和尚の夢に、和尚が帰依する観世音菩薩が現れ「この世で子供もできず身体も弱く女人の生活の障りなる病に悩む人々を救いたい」とお告げになり消えてしまわれた、我にかえった和尚が村人を集め寺内を捜したところ谷間に輝く児育観世音菩薩像を見つけたというお話が伝えられています。
女人禁制の禅宗では珍しく古来から「女性のための観音様」として伝えられ人々が観音堂を建立し祀っている。