清和源氏三村氏の菩提寺として1527年(大永7年)...
塩尻駅から自転車で30分ほど。
行けども尽きぬ葡萄畑を横目に、そして坂を下り、橋を渡り、また急坂を上って、ようやく辿り着くと現れる、その刈り込みの美しい緑麗しい庭園にはそれまでの辛苦もふっとぶ。
江戸安永~天明期の作庭と説明板にあり、その特徴的な幾何学的な刈り込みは『都林泉名勝図絵』(寛政11年/1799年)に描かれた京都の遍照心院の庭園(廃絶)にも顕著に認められ、『図絵』の遍照心院の刈り込みの解説には西洋由来の刈り込み手法(恐らくトピアリー)の受容の可能性もあるとか。
現在のこちらの幾何学的刈り込みも江戸期に遡るものならば、鎖国期の西洋文化受容伝播の1つとして貴重と思われる。
お世話になっている庭園案内サイト『おにわさん』は拝観時に志納したとのことだが、寺務所が分からず、勝手に見てしまっては少々心苦しい。
これほどの庭園を維持するのは大変なことと思われ、以後は気を付けたいものである。
それがためかどうだか分からないが、ここへの往復の途中に葡萄の無人販売所があり、巨峰や桃セットが1パック200円という驚異の安価に「さすが産地!」と購入しようとしたら、何と小銭がない。
1000円札はあったが5パックも持って帰る手段がない。
地団駄踏んで諦めたのだが、やっぱりただで庭園を見たバチが当たったのである。
くり新しく本堂綺羅びやかで、豪華でした。
約500年の歴史がある名刹です。
庭園は裏山の景観を借景とした、手入れのいい届いた池泉回遊式庭園で、サツキの咲く頃や紅葉が美しい時期は、その見事さに時を忘れさせる程見入ってしまう庭園です。
このお寺の檀家としてお世話になっていますが、世間にはかなり悪どいお寺もある中では良心的なお寺だと思います。
今後も何かとお世話になると思います。
尚、庭はかなり綺麗に手入れがされています。
曹洞宗の「長興寺」は洗馬地区では古い歴史をもった古寺です。
古くはココ洗馬城主の三村氏の菩提寺として創建されたとの事ですが、その後に当地を支配した武田信玄により曹洞宗の寺院となり、以来本洗馬の中心寺として興隆を誇ったとの事です。
本堂以下の境内は改築されて新しくなっていますが、麓から細々とした林道を登ってきた際の古びた山門と寺域の雰囲気は古寺感を醸し出しています。
また禅宗寺院らしく境内は緑が多く、凛としているのもイイ感じです。
素晴らしい庭。
妻の実家の、お墓が有りいつも参拝しています。
数年前に墓地区画の販売が有り、驚くほど安かったので、即購入しました。
その後石塔を建てましたが、全体的に予算も安く挙がりました。
山門にある垂れ桜に生えるやまゆりが不思議。
代々(親)を通し名とする、清和源氏三村氏の菩提寺として1527年(大永7年)に創建された。
江戸時代には徳川家の下で学問寺として栄えた。
名前 |
長興寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0263-52-0087 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
自然に囲まれた、素晴らしいお寺です。
新しくなって、本当にキレイです。
道端が狭いので、すれ違いしやすいように、軽自動車で行くほうがいいです。