必ずこの寺に立ち寄り勤行した後にしばらく休息する。
葛川息障明王院に夏安居の修行に向かう回峰行の行者さんは比叡山の無動寺から歩いて明王院に向かう際、必ずこの寺に立ち寄り勤行した後にしばらく休息する。
これが千年以上も毎年繰り返されているかと思うと、その伝統の重みに感動する。
実際に訪れてみると御寺というより小さな御堂という印象。
古木がかなりあったはずだが、ほとんど伐られてしまった模様。
そのため意外と明るい雰囲気だが、古い歴史と伝統を持つ御寺としての重さを失ってしまったような。
しかし正面扉に開けられた小さな覗き穴からみた仏様はさすがに見事。
観光客が来ることを想定していないためか解説板などがなく、作者や制作年代など不明。
私は仏像の儀軌などに詳しくないため、三尊いらっしゃる仏様が誰なのかがわからない。
中尊は左手に薬瓶のようなものを乗せていらっしゃるのでおそらく薬師如来。
しかし左右の仏様がわからない。
菩薩ではない、如来なのは確かだろうが。
名前 |
勝華寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.4 |
流れている空気感が違います。