小さな山のお寺...といった雰囲気です。
小夜の中山の舞台となるお寺。
横のお土産やさんで子育て飴を買うとお店の方にもう4時近いから、鐘を4回突いてくださいと言われて妻と交互に時報の代わりに鐘突をしました。
2021年10月の平日に訪問。
この境内にある夜泣き石はレプリカ?なんですね。
夜泣き石伝説のストーリーには諸説あるようで、掲示されている場所によって色々です。
バイパス近くにもあった夜泣き石、どちらが本物?って感じですが(笑)広くないお寺ながら 静かで厳かな雰囲気に落ち着いて参拝出来る 素敵なお寺です😃🅿️も数台分あり、そこから見る景色がすばらしいです。
行基が開創した真言宗の古刹で、子授け、安産、子育て等にご利益があります。
夜泣石伝説で有名な「夜泣石」、山内一豊が家康をもてなした茶亭跡、家康手植えの五葉松等があります。
門前には旧東海道が通り、近くには水あめ「子育て飴」を売る扇屋(土・日営業)、西行法師の歌碑、一里塚、小夜の中山公園等もあり、茶畑を眺めながらの歴史散歩を楽しむことができます。
門を潜って境内に入ると、看板猫が出迎えてくれます。
こちらの夜泣石は、伝説に出てくる妊婦を供養するためのものだそうです。
本物(?)の夜泣石は、1㎞程離れた国道1号線沿いにあります。
古いお寺ですが、お寺の方が見当たらず、歴史に関しては知ることは出来ませんでした。
門の向かえに駐車場があります。
小夜の中山公園のお向かいにあるお寺です猫ちゃん住職様?! がお迎えしてくれた上に 近隣を案内してくれました! (お礼に道の駅までキャットフードを買いに走りました (^_^;)こちらのお寺にも夜泣き石が奉納されてます静かなお寺ですお店は閉じていましたが 夜泣き石水飴を十数年前に買った記憶があります。
佐夜の中山の久延寺ここにも〔夜泣石〕がある。
中央に〔南無阿弥陀仏〕の文字。
芭蕉句碑は 馬に寝て残夢月遠し茶の煙 の句が刻まれている。
貞享元年、〔野ざらし紀行〕の際の吟。
また、橘為仲朝臣の歌碑もあり、 旅寝するさやの中山さよなかに鹿も鳴くなり妻や恋しき 太田鴻村句碑には、 西行の命の山ぞふきのたう の句が刻まれている。
太田鴻村:愛知県の人、明治36年(1903)-平成3年(1991)。
(東海道の芭蕉句碑 ⇒ 白山神社)
小さなお寺ですが、数々の歴史の舞台となってきた場所かと思うと感慨深いですね。
子育て飴の由来となった、夜泣き石が境内には残されています。
境内が掛川市指定文化財。
とは云うもののひとけは無く荒れている。
奈良時代に行基が開山し、山内一豊が上杉景勝討伐に向かう家康をもてなした場所。
幾多の戦乱で本堂が焼け落ちた事もある。
曲亭馬琴『石言遺響』(文化2年:1805)で知られる夜泣き石の伝説も有名で、寺門の前には旅人をもてなす茶屋があった。
久延寺があるこの峠にトンネルが掘られる昭和初期までかなりの賑わいを見せたと思われる。
忘れ去られようとしている歴史のためなのか、あるいはもとよりあってそれが行基に開山を選ばせた理由なのか、このあたり一帯はいつ訪れても不思議な清涼感ある空気に包まれている。
小さな山のお寺...といった雰囲気です。
歴史のあるお寺で、ここにも夜泣石があります。
石のそばにある、夜泣石の伝承を綴った看板の内容が、国道沿いにある、夜泣石の伝承の看板の内容と、少々違うのが面白いです。
国道沿いの夜泣石にお参りしたら、ぜひ此方にも足を運んでみてください。
ハイキング、サイクリングでお立ち寄りになるのもいいですね。
名前 |
久延寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0537-27-1472 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
小夜の中山峠の中腹に位置する古刹です。
山内一豊が関ヶ原合戦のきっかけとなる会津上杉征伐の軍を大坂より進めてきた家康をもてなした茶亭の跡や、その礼に家康が植えたとされる五葉松が残っています。
境内は市の文化財に指定されています。
また、夜泣き石伝説ゆかりのお寺としても有名です。
ちなみに、本物の夜泣き石は、小泉屋付近に移設されたそうです。