この辺りで休憩したことを思い出します。
とてもシンプルな神社でした。
和田宿の八幡さまです。
この八幡宮の祭神は応神天皇――諱いみなは誉田別命ほんだわけのみこと――なのだそうです。
八幡神社の社殿の造りはきわめてユニークで、一度見ると強く印象に残るものです。
かつての古い茅葺の社殿は、18世紀前期のものだとされています。
近年の修復のさいに金属板の屋根に葺き替えました。
それでも、屋根の外見は元の姿を忠実に再現しています。
正面からの姿形を見ると、平入(棟側が正面)となっている拝殿が前面にきています。
この部分は入母屋破風が前面の屋根の中央部に設けられています。
この入母屋破風の大棟(屋根の頂部)が交差しているどの屋根よりも上に位置していますから、この破風が飾る屋根が全体を覆っていることになります。
そして、社殿の後方に突き出た部分があって、これが本殿の枠組みとなっています。
つまり、この社殿は奥側の本殿を平入の入母屋が覆っている形(蓋殿)になっているのです。
きわめて複合的な造りの社殿というわけです。
そのため、屋根はどの方角から見ても、入母屋妻か入母屋破風が目に入ります。
どの方角からも、壮麗な造りを見ることができるのです。
さて、神社の境内の中央には、ひときわ土を盛り上げて相撲の土俵が設けられています。
例祭のさいに奉納相撲がおこなわれたことがあるのでしょう。
記録によると1657年まで、境内の東端には村芝居の舞台があったそうです。
部隊の中央部に円形の回り舞台があって、舞台下の棒を押し回すと、舞台が回転して役者が登場してきたのだそうです。
歴史が感じられていて、凄いと、思いました。
Good temple
良いお寺(原文)Good temple
もう12年前になりますが、単身赴任先と実家の行き来の途中、この辺りで休憩したことを思い出します。
まるでタイムスリップしたような雰囲気が好きでした。
The tample is very good
名前 |
八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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