和田宿を見守るような位置にある「信定寺」は曹洞宗の...
古峰山麓にある信定寺。
かつてこの場所あるいは近隣に和田庄の地頭、大井氏の居館があったと言われています。
1553年、武田信玄に攻められて討ち死にした大井信定の菩提を弔うために、和田庄の有力者たちのイニシアティヴで建立された禅宗寺院です。
創建運動の中心となったのは、在郷士族の上野、上原、遠藤、長井、羽田、境沢の6家――騎乗を許された士分で和田六騎と呼ばれた家門――だったとか。
寺の山号は2つあって、ひとつは風越山、もうひとつは楞伽りょうが山。
楞伽とは「卓越した寺院や伽藍」という意味を持つようです。
16世紀(戦国末期)までは、下町から釈迦堂にかけての一帯に、中世以来和田郷を治めていた大井和田氏の城下町がありました。
今、信定寺の境内となっているところが、その城下町の中心部で、この辺りに大井氏の居館があったと言われています。
信定寺の裏手には古峰山が迫り、その長い尾根上に大井氏の砦群が連なっていました。
和田宿を見守るような位置にある「信定寺」は曹洞宗の寺院です。
元は戦国時代の和田城主の大井氏の菩提寺として建立されたそうです。
大井氏は武田信玄に滅ぼされましたが、信定寺は江戸期までずっと信仰を集めたようです。
本堂も立派なのですが、特徴的なのは境内入り口にある「鐘楼門」です。
あまり他には事例が無い鐘楼が乗った山門になっています。
境内には虚空蔵菩薩を祀ったお堂もあります。
和田宿を訪れた際の散歩道としても良い寺院だと思います。
わかりやすい 場所に、有りました。
鐘楼が特徴的なお寺さんでした。
お墓の道の整備をしないと、お年寄りはお参りできない!墓に木が落ちていた。
名前 |
信定寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
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上に鐘つきがあり風情があった。