見応えが有ります!
当時のものとは違って堅牢な橋を渡り、石の階段を上がり、ちょっと左に曲がったところに城門の柱が再建されています。
その先は広々としていて、中ほどには発掘中の作業場所もあります。
建物の文献はないのなら創造力に任せ、再建しない方がよいかなと感じました。
かなり広く、かつ平らな空間。
礎石や説明板も多数設置されており、未だ発掘中である。
まだまだ今後に期待できる城跡だね。
儀式の後に華やかな宴会をここで催した往時に想いを馳せると、見応えが有ります!
この場所から本丸跡には…直接行く道は有りません。
一度管理棟まで戻って山道を行く事になります。
八王子城跡にある御主殿跡。
御主殿跡までは無料駐車場から徒歩5分程度で行けますが、本丸跡は山登りを有するので20分程度かかります。
駐車場の隣には八王子城跡ガイダンス施設があるので事前に情報収集しておくと良いと思います。
小田原に本拠をおいた小田原北条氏の三代目、氏康の三男、北条氏照(?から1590年)が築いた山城です。
築城の時期ははっきりしませんが、天正年間に築城が開始され、氏照が滝山城から移ったのは天正12年(1584年)から天正15年(1587年)の間とする説が有力です。
天正18年(1590年)6月23日、豊臣秀吉の関東制圧の一環で、前田利家・上杉景勝軍に攻められて落城しました。
この、八王子城落城が決め手となって籠城を続けていた小田原城は開城、北条氏は滅亡しました。
氏照はこの時、小田原に籠城中で、開城後、兄の氏政とともに城下で切腹しました。
八王子城は、関東屈指の山城です。
氏照が構想していた城郭は壮大で、落城時はまだ未完成の状態であったと考えられています。
城は大まかに、城下町に当たる「根小屋地区」、城主氏照の館のあった「御主殿跡」などの「居館地区」、戦闘時に要塞となる「要害地区」に分かれています。
平成2年(1990年)の落城400年という節目に、御主殿地区の石垣と虎口などの通路、御主殿に続く古道が整備されました。
石畳や石垣は、発掘によって確認された当時のものをなるべく活用し、破損していた個所についても、できるだけ当時の形に忠実な復元がされています。
また、見学者の案内のために管理棟が建てられ、広場に八王子城案内板が設置されました。
八王子城周辺は、江戸時代には徳川幕府の直轄地、明治になってからは国有林となっていたため、あまり人の手が入らず、御主殿周辺の遺構は良好な形で残っていました。
要害地区は深沢山(城山)の地形を巧みに利用して作られています。
頂上に本丸が設けられ、周囲に敵の侵入や攻撃を防ぐために「曲輪」と呼ばれる平場が配置されています。
戦国の山城としての状態を良く残していることなどから、平成18年4月に日本城郭協会より「日本100名城」に選定されました。
八王子市内では八王子城のほかに滝山城が「続日本100名城」に選定されています。
(八王子市HPより)
御主殿側は小さい子でも簡単に登れます。
森の中に橋や石垣が突然出てくるのでロマンたっぷりです。
ここから本丸へ行こうとしましたが通れそうに無く、別の日に新道から登りました。
八王子城の中心ともいえる場所、北条氏照の居館があったとされる場所です。
御守殿までの古道や曳橋など当時のものではありませんが、見事に再現しており歩いているだけでワクワクしてきます。
虎口付近の石垣は検出したそのままの状態になっているようです。
400年間も崩れずに残っていたものです。
御守殿には主殿や会所、庭園跡があります。
これらは一度掘ったものを再度盛り土してその上に再現しているようです。
こちらでは陶器や茶道具、またベネチア産レースガラス器などが発見されており、北条氏照の人間味を感じることができます。
素敵な山城です!本丸まではちょっとしたハイキングになりますが、お城に興味の無い方、お子様連れでも御主殿跡まで素敵な古道を散策しながら気軽に行けて戦国時代にタイムスリップ出来るかも知れません、御主殿跡にはトイレが無いので注意です、八王子城についてはガイダンス施設が有りますので見学して見てください、トイレも駐車場も有ります!
2021年1月に訪問。
トイレありません。
こんな山の中になんとも豪華な施設です。
風もないのに木がガサガサしていました。
同日にその後八王子神社近辺で猿がガサガサさせていたので、こちらも猿だったのかもしれません。
お手回り品に注意です。
八王子城本丸山頂へ行ってから、御主殿跡へ。
本丸は登山だったので、御主殿は後の方が絶対いいですよ。
静かでとてもいいし、石垣に興奮します(笑)夕方になってしまって、さらに奥にある滝へは行かなかったです。
(気づかなかった)御主殿跡にはテーブルがあるので、ピクニックにも良さそうです。
何度来ても飽きない。
唯一城跡らしい場所です。
整備もされており石垣だけでも見る価値あり。
落ち着く場所。
見れる物も多い。
居館の跡です。
発掘調査の結果かが色々と示されていて、想像を掻き立てます。
建物はないままでいいかな。
氏照の居館跡が発掘され礎石が綺麗に整備されています。
戦国武将の姿が偲ばれます。
建物の前には池のある庭園も発掘されています。
八王子城の居館地区だった部分です。
ここには初めて来たのですが、まず石垣に驚きました。
関西に比べて関東は石材に恵まれていなかったので、石垣を持つ城は少ないと聞いていたのですが、復元整備された姿とはいえ見事な石垣造りになっています。
また広さにも驚きました。
かなり広いです。
山城にも拘わらず、かなり広い区画になっていて、ここには当時、御主殿と呼ばれた大きな建物や庭園などがあったようです。
また出土品も白磁、青磁、青花皿、五彩磁器、レースガラス器などかなり高価な物もあります。
これら出土品は八王子市郷土資料館で見ることができます。
現在は昼なお暗い鬱蒼とした樹木に被われていますが、盛時の姿はどうだったのでしょうか?
城主北条氏照の居館があった場所。
建物跡が発掘されたが保護のため埋め戻してその上に忠実に遺構を表現したという。
サッカーグラウンドぐらいの広さでしょうか?来て良かったと思うような何かが足りない気がしました。
歴史のあるこの場所にあった建物を是非再建して欲しい。
名前 |
御主殿跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-620-7265 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/005/001/p005206.html |
評価 |
4.2 |
今日は3年ぶりにこの八王子城址で、北条氏照祭りが開催されました。
甲冑武者、総勢170人の行列はとても良かったです。