古くてデカイ杉の切り株。
昔の梶原杉の思い出に浸れます☀新陰流の祖上泉伊勢守信綱の高弟の神護伊豆宗治は、この地に生まれた様です。
この大杉を相手に剣を磨いたのでしょうかね?八王子城で討ち死にした武士たちは、燃え上がる城内からどの様な想い出この大杉を見ていたのだろうかと、私は思うのです。
八王子市元八王子3丁目の宮の前八幡神社の参道に、かって梶原杉と呼ばれた樹齢800年の威容を周囲に誇っていた杉の古木が有り、この梶原杉は通称「大杉」と村人たちに呼ばれ古くから信仰の対象でもあった。
言い伝えによると、建久二年(1192)源頼朝の命を受けた梶原景時が、鎌倉鶴岡八幡宮をこの地に勧請した時、杉の小枝を植えたというものである。
成長するに及んで、枝が下向きに張り出してきたことから、逆さ杉の異名があり、都の天然記念物に指定されていた。
梶原景時は、史実のひとであるとともに、時として伝説の中に、あるときはフィクションの世界に、悪人になったり、頼朝の股肱の臣になったり、まことに神出鬼没の魅力ある武士で、歌舞伎の古典『梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)』という芝居でも、鶴岡八幡宮宮の前の石切り場という一幕に主役で登場する。
なにかと八幡様に縁のある人物である(名木古木探訪より参照)。
この梶原杉は昭和47年に枯れ、樹高30メートルの木は切られ、切り株が八王子郷土資料館にある。
切り株の年輪にはその時代の出来事を記すメモがある。
特に私は天正18年6月23日の八王子城の落城が印象的である。
また、神後伊豆宗治はこの杉を見て育ち、剣の修行に励んだと思われる。
梶原杉のカラー写真は無料です。
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(大貫久男氏撮影)
名前 |
神木梶原杉の碑 |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
4.2 |
古くてデカイ杉の切り株。
悪名高い梶原景時ゆかりだそうな。