下の駐車場から20分くらい歩く。
青崩峠(あおくずれとうげ)所在地 静岡県と長野県の県境訪問日 2023/10/20静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家と、長野県飯田市南信濃八重河内の県境にある、標高1.082mの峠です。
峠越えの街道は、秋葉街道で火伏せの神として信仰を集めた秋葉神社へ参拝するための信仰の道、遠州灘の海産物を山国信州へもたら塩の道としても知られます。
青色の岩盤が崩れている事が名前の由来で、一帯は中央構造線沿いの破砕帯で岩がもろくなっています。
秋葉街道の歴史は古く、原始時代から往来があったとされ、文治2年(1186年)頃の「江儀遠山庄」(えぎとおやまのしょう)の伝承もあります。
元亀3年(1572年)には、遠州の徳川家康の領地に侵攻する、武田信玄の軍が通過したことで有名です。
峠からは、名前の由来となった「青崩れ」も一部ですが確認出来ます。
この崩落斜面は、江戸時代(享保3年7月26日)に発生した「遠山地震」•(中央構造線を震源とした地震)で崩落し、青いガレ場が露出したと言う事です。
ビュースポットは、熊伏山登山道を少し登った場所がおすすめです。
直下まで車道が延びているがかなり荒れているし駐車スペースが無いので、下の駐車場から20分くらい歩く。
南側の眺望は良いが、北側を観るには数分熊伏山方面に登ると良い。
▼大河ドラマ「どうする家康」で、今川領へ侵攻前に武田信玄と徳川家康が三河との国境当たりの鬱蒼と茂る山中で会っていましたが、この青崩峠、信玄がここを超えて、家康の領土へ攻め入り、三方ヶ原合戦に至る国境です。
▼まるで大河ドラマのその場面のような場所でした。
▼そう思う一方で、標高が1082mもあるこの峠、かなりの難所ですし、良くこんな場所を3万近くの武田軍が超えたなと驚きました。
▼私はかつて歴史ブログで、八王子の滝山城に小仏峠を越えて、武田軍の小山田信茂が横から攻めてきたことを「滝山城主は小仏峠を大軍が超えて攻め来れるとは想定していなかった」と書きました。
▼しかし、この時の小山田の軍勢はたかだか1000なのです。
それに比べて、この青崩峠を越えた武田軍は西上(上洛)作戦軍なので、3万近くもの兵数です。
▼本当に、ここをあの三方ヶ原合戦で大活躍する武田の騎馬隊も超えたのでしょうか?ちょっと武田軍の機動力の凄さをこの峠に来て感じました。
▼またこの道は「塩の道」としても有名で、江戸時代には茶屋があり、盗賊に襲撃されたとの記録もあるようです。
▼偶然にもその場所で、陶器の欠片を見つけました。
国道152号線の分断区間が二箇所有るその一つが青崩峠落石が多いがギリギリ車で行けるそこから歩いて5分で県境の頂上にたどり着ける。
武田信玄公もこの道を通ったと思うと感慨深いものがある!
右手に行くと兵越峠、左手に行くと青崩峠があるそうです。
たまたま立ち寄ったのが夕時で、たまたま寒い日だったので行きませんでしたが。
もっと早い時間で、温かい日にまた来てみたいです。
とにかく自然が素晴らしいと思いました。
一月にバイクで青崩峠に向かいましたが、足神神社を過ぎてすぐの直線に写真のような全面凍結が現れ、引き返すことになりました。
恐らく終日日が当たらず溶けないのでしょう。
凍結路面を越えられる車両以外、真冬は行けても神社までではないかと思われます。
誰も居ない!武田信玄が通った歴史の路、絶景を独り占め。
最高の一時。
水窪側からであれば近くの駐車場から15分ほどで登ってこれます。
峠から見える信州側は、ボロボロと崩落している地肌が見え、峠の名前の理由がよくわかります。
分断国道152号線の信濃と遠江の境にあります。
静岡から塩の道入口に車を置いて石畳道を20分位のぼります。
塩の道入口より先もダートですが車を乗り入れる事は可能ですがパンクのおそれがあり終点は駐車もできませんので終点迄車で行くのはオススメできません。
行きは石畳道帰りは車道を歩いた方が疲れません。
峠の標識より更に上へ登ると信州側の青い崩れた地表がよく見えます。
遠州側は峠近く迄車道が来ているので分断となっているのは信濃側の地質が原因かも。
展望はそれほど良くありません。
しかし昔の人々が流通の為に利用した道だと思うとロマンを感じます。
駐車場の先にある未舗装路の終点からなら5分程で峠に着きます。
道もしっかり整備されており歩きやすかったです。
なお未舗装路の終点に注意書がありますが、終点の広くなった場所に駐車すると後から来た車が方向転換出来なくなるので少し下った所に駐車しましょう。
本当に崩れ落ちていて、いつまで通れるかなって感じに道は脆い部分があり、グリップの効く靴が必要です。
気をつけて通りましたが転けました(笑)とっても、苔が綺麗です。
青崩峠の爽やかな風はとてもいいです。
間違えて兵越峠へ方へ登って行き、1時間ほど山中を彷徨ってしまいました。
青崩峠への道はちゃんと案内標識を見ていれば簡単で、自転車を押して行くのもそう苦労ないと思います。
展望は少しですが、戦国時代から近代まで歴史のある峠ですので味わいが有ります。
木製の展望デッキは傷みが激しく、修理のためか新しい杉の丸太が数本横たわっている。
様々な看板類が雑然と設置されており、歴史を偲びたい人にとっては興ざめしてしまう。
長野側は車が入れない区画が長く歩くと約2時間かかります。
18年5月半ば現在静岡県と長野県を結ぶ兵越峠、通行止めです。
周りの国道、県道が所々落石による通行止めがあるので予め調べてから行くのがお勧めです。
日本の土木技術を持ってしてもなかなか国道を開通できない場所。
名前の通り青っぽい崩れやすい岩石でできた峠です。
北側がわかり易いです。
地質地形マニア必見!中央構造線上を手軽に見られる所です。
ワクワクしちゃいました😆峠より少し奥に入った方が見晴らしがいいので是非足を運んで下さい。
秋葉街道サイクリング途中、バイクで静岡県側から長野県へ抜けました~登って降りて三十分くらいバイクを手押しで行けると思います(一部担ぎあり)。
ルートはしっかり出来ているので迷うことは無いと思います。
峠からの展望は静岡県側に開けていました。
長野県側は断層の影響で岩盤が青く変色して露頭が分かると思います。
地質、地形にご興味がある方は是非とも行ってみてはと思いますまた、戦国時代ここから信玄が南下したのかと感慨深いものがありました。
名前 |
青崩峠(塩の道) |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
険しい崖の上に峠があります。
真下のトンネル工事も凄いですが、峠も凄いところです。