高野長英の資料が多く充実していました。
高野長英が鳴滝のシーボルト塾で学んだとは知らなかった。
奥州から長崎へ蘭学修行に行く情熱は何だったのだろう❗️当方、長崎市出身、孫が駒形神社で初節句参り。
水沢出身の偉人ということで記念館が作られていますが、外から建物を見ただけで「だめだこりゃ」感のただよう規模です。
わざわざ見に行こうと思えるほどの資料は一つとしてなく、Wikipediaのほうが学習にも適しています。
唯一目を引いたのは親族の記憶をたよりに作成された長英の肖像画で、国重文の高野長英像とは似ても似つかないケヴィン・スペイシー似の人物として描かれています。
拝観料の二〇〇円(二〇二〇年一一月現在)はわりとどうでもいい金額ですが、この内容であれば時間のほうがもったいなく感じられます。
まあ、内容がぺらっぺらなので時間にしても一〇分とかからないんですけどね。
シーボルトの鳴滝塾で蘭学医としての研鑽を積みました。
「夢物語」で異国船打ち払い令を批判したとして、蛮社の獄で捕えられ、脱獄後も身を隠しながら諸国を逃亡した彼ですが、著作も多く残しました。
幕末に向かい、時代を動かした一人だと思います。
幕吏から江戸で捕えられた時には、自刃して果てました。
渡辺崋山の影響もあったのではないかと思いますが、やはり、武士だったということではないでしょうか。
以前に読んだ、吉村昭の「長英逃亡(上・下)」により、興味をもって訪れた。
時代の流れに翻弄された、蘭方医−高野長英の生涯関する展示物がある。
約6年間に渡る逃亡中の滞在地を、大きな日本地図上に点と線で順を追って示す展示が興味深い。
名前 |
高野長英記念館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0197-23-6034 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~16:30 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
高野長英の資料が多く充実していました。
こんなにものすごい方なんですね。
分かりやすく展示してました。