日陰になるから、休憩場所にはなるかな!
取り立てて普通の公園です。
この公園は筑波研究学園都市がつくられた時の並木地区の公園の一つとして造成されました。
鉄棒とベンチ、それに芝生と大きな石が配置された砂のエリアがあるだけですが、名前の通り大きな日時計が道路側にあります。
三角形の大きな石の周りに石のベンチが並んでますが、これが時計の数字を意味します。
この公園が造成された直後は南側(道路側)の樹々も育っておらず、朝から日が差し込む状況だったのですが、造成から50年以上が経過した現在では育った樹木の陰に太陽が隠れてしまうこともままある状態です。
公園の脇から北へ延びる石畳の遊歩道は学園都市の都市設計の要素の一つであるペデストリアンでもあり、並木地区の南から北を貫く遊歩道です。
日時計公園は並木地区の南北を貫くペデストリアンの南端にあたり、また、学園都市計画の居住区の中の最南端ともなってます。
(手代木地区よりも僅かに南に位置する)この並木地区を貫くペデストリアンを利用してウォーキングをする人も多く、日時計公園で折り返す姿を多く見ます。
2017年末までは日時計公園の北側と東側に筑波研究学園都市の住居として建設された公務員宿舎(2013年廃止)があり、日時計公園の北側に茶色い壁の901号棟、東側に白い壁の914号棟がありましたが現在は分譲住宅地となっており昔の面影は西側の宿舎(2018年廃止)にしか往年の姿を望めません。
公園の中心にある丸い形状の広場の周囲の樹木のうち、東側と北側の樹木は研究学園都市が造成される以前からある樹木。
それ以外(道路側の大きめの石が配置されたエリアの樹木など)は造成時に植生されたものとなる。
公務員宿舎(西側の宿舎は晩年に筑波大の職員宿舎でもあったようですが)の間に挟まれた公園ですが、宿舎の廃止が続いて次々に姿を消し、並木地区の南端ではスポーツ公園と日時計公園だけが当時の名残を知らしめる存在になるのでしょう。
公園?どこ?
名前 |
日時計公園 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.9 |
日陰になるから、休憩場所にはなるかな!