牛がいるのは理由がわかりません。
小さな神社ですが、説明板によると由緒ある神社とのことです。
天満宮ですから菅原道真を祀っていますが、牛がいるのは理由がわかりません。
道場城跡との記載を見ていったところ天満宮と金剛寺なるお寺があった。
この金剛寺というのが「道場」だったらしくこの名前が地名になったとのこと。
明治時代まで拝殿前に銀杏の老木があり、乳房状のコブが幹が垂れ下がっていたそう(いわゆる、「乳根」)。
それを煎じて飲むと乳の出が良くなるという迷信があり、これを求めて近隣から人が訪れ、賑わったそうである。
銀杏自体は明治四十五年に台風で倒れてしまったけれども、乳根は切り取って、天満宮に保管し、昭和初期まで使われ続けていた、と案内板にある。
天満宮の社殿内を覗くと絵馬二枚ある。
現地案内板によると、どうやらこれらはさいたま市指定の文化財であるようだ。
一つは寺子屋の中で授業をしている様子を描いた絵であり、安政年間に吉岡範善なる寺子屋の先生が奉納したものらしい。
もうひとつは当時の天満宮の境内の様子を描いたもの。
これも幕末である文久年間に作られたもののようである。
ここにはしっかりと上記の大銀杏が描かれている。
金剛寺の境内にある神社、天満宮絵馬。
名前 |
道場天満宮 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.9 |
天満宮ですから菅原道真を祀っていますが、牛がいるのは理由がわかりません。
黄色のオオハンゴンソウが群生しています。