それを祀った歯痛に験のある祠らしいです。
ひっそりとあります。
交差点の歩道の片隅にあります。
屋根は錆びて古びた感じでした。
この辺りに歯痛に堪えられず切腹した清兵衛なる武士がいた伝説があるそうで、それを祀った歯痛に験のある祠らしいです。
正面に木が生えていて参拝はしにくいですね。
中を覗くと御神体的な物は台の様な物の下に隠れていました。
日枝神社の分社か境内社か分からずですが、歯痛に霊験がある清兵衛さんの祠です。
結構荒廃してます。
隅田川に向かって100m程歩くと元の日枝神社があります。
名前 |
山王清兵衛祠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
日枝神社のすぐそばにある木造のお堂。
荒川区の伝承によれば江戸時代でとある大名に仕えていた清兵衛というお侍さんが参勤交代の途中で歯痛に襲われ我を忘れていた所に参勤交代の列から離れてしまい、その不忠を詫びる形で山王神社の入り口で切腹して果てたおいう話がある。
後に清兵衛の遺言で小さな祠が作られたが清兵衛の忠臣ふりを讃えて後に歯痛に悩む人々の鎮痛を祈願する祠として今日も伝わっている。
なお江戸時代では今みたいに虫歯を治す最先端の治療法もないく、幕末に14代将軍家茂も殆どの歯に虫歯を患っていたという逸話もあるため、歯痛と言うのは中々に辛い病であったことは容易に想像できることであろう。