こんな所に名主屋敷がありました。
こんな所に名主屋敷がありました。
都内の中心にはなかなかないので貴重でした。
駒込名主屋敷は、この屋敷の持ち主の高木家は、代々嘉兵治を、名乗った。
上馬込村の名主で、この表門は、(1704)の薬医門形式で、名主屋敷とし東京都の史跡に、されています。
有力な農家の建物です。
今もお住まいになっているようで外観のみの見学ですし、多摩地区にはかつての面影を色濃く残す農家建築が多く現存しています。
しかし山手線の内側では、珍しいと思います。
外観のみ見学は自由らしいが、どこから入れば良いのかわからない。
不親切。
木戸を開けて中に入ります。
屋敷の中は見られませんが庭には井戸がありました。
表門は閉まっていましたが、横の引き戸を入ってご自由に御覧ください・・・・的な事が書かれていたので少々遠慮しつつ、入って見学しました。
屋敷じたいは外からだけ見ることができ、内部は立ち入りできません。
名前 |
駒込名主屋敷 |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-5803-1174 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/spot/shiseki/nanushi.html |
評価 |
3.4 |
東京都指定史跡。
表門の薬医門は閉じられているが,左手の木戸を開けて中に入れる。
見学は自由。
母屋に続く道は二手に分かれる。
西側は,式台を備えた玄関に続く。
東側は,途中に春日灯籠があり,母屋の内玄関に至る。
また,母屋の東には井戸がある。
近づくと古い木の良い匂いがした。
この家は,高木家の屋敷とされている。
当家は,大阪夏の陣後豊臣方の残党としてここに亡命した後,当時伝通院領であった駒込の開拓を許され名主を務めたとされる。
現存の屋敷は享保二年築と伝えられるそうだ。
武家でも旗本以上の屋敷にしか許されなかった式台付きの玄関がある点が特殊であり,町人からの訴えや争いの仲裁をこの玄関で行っていたことから、「名主様玄関の裁き」と言われたという。