初期の円墳で出土品はくにの重要文化財に指定されてい...
古墳の頂に熊野神社があります。
そのおかげで荒らされずに今に歴史を伝えています。
重要文化財(国指定)も発掘されており周囲も円墳らしさがしっかりあります。
埼玉県内では、初期の円墳で出土品はくにの重要文化財に指定されています。
遺物も発掘されている4世紀のもの。
円墳。
上尾から荒川にジョギング中に見つけた古墳。
なんでも4世紀の古墳だとの事で、関東の古墳では古いそうです。
がが、なんと古墳の上に神社⛩が鎮座しています。
ちょっと、驚き。
お墓の上に、神社ですか。
少し、畏れ多いですね。
バチが当たらない様に柏手を打ちお祈りして、ジョギングに戻りました…。
古墳の形がよくわかる状態でした。
付近の景観も素晴らしい。
行き止まりなので東側の原野もよく見える。
前期古墳時代の円墳で頭頂部には神社が残っています。
荒川沿いの段丘沿いの見晴らしの良い場所に残されているあたり、いかにも当時の権力者の古墳といった趣です。
神社の建て替えの際に勾玉など多くの出土品が見つかり、それらは重要文化財として埼玉県の博物館に保管されています。
多くの出土品も出た古墳。
今は神社になっています。
古墳時代前期の円墳、社殿工事の際粘土郭が見つかり発掘され複数の埋葬品が出土してます。
この地点は、河川氾濫の影響が少ないことがわかります。
県指定史跡直径38m、高さ6mの円墳。
墳頂は社殿を建てるために数mの高さが削られている。
名前 |
熊野神社古墳 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
この熊野神社の円墳は形が良く残されている。
この辺りは水も得られる台地の端に位置しているためか遺跡が多く分布している。
ここから2㎞程南にあった地元民が「いがやま」と呼んでいた江川山古墳は明治30年に開墾のため崩したら銅鏡2枚出てきたそうだ。
古墳出土銅鏡という説明版がある。
北に2㎞程離れた領家・宮下遺跡の説明によるとこの辺りには郡衙の役人が住んだり、鍛冶製鉄が行われたりした痕跡が見つかっているようだ。