運慶が手掛けた鎌倉様式の寄木造り国宝仏像が5体有り...
2024年3月30日に参拝しました。
寺伝では、天平元年729年に創建されたと伝えられているそうですが、確かなことは不明なようです。
記録として確かなことは、文治5年1189年に鎌倉幕府初代執権北条時政が、奥州藤原氏征討の必勝を祈願して建立したことです。
鎌倉幕府が、執権政治へと変遷していく中で、2代北条義時、3代北条泰時と、伽藍は規模を拡大していきました。
寺院は、浄土様式になっていたと考えられ、奥州平泉の毛越寺を真似ています。
国宝に指定されている運慶作の阿弥陀如来坐像、毘沙門天像、不動明王像、矜羯羅(こんがら)童子像、制吒迦(せいたか)童子像の5体の仏像が特に有名です。
仏像の胎内から発見された五輪塔婆形銘札の記載から、運慶が35歳頃の文治2年1186年に制作されたことが判明しました。
境内には、初代執権北条時政や2代堀越公方足利茶々丸(1493年、伊勢宗瑞に攻め滅ぼされた)の墓があります。
現在の本堂は、寛政元年1789年に建立されたものです。
今回うかがった際は、修復工事中でした。
現在、駐車場になっている敷地が、創建当時に願成就院が有った場所のようです。
発掘調査によると南塔の基壇が残っていたことが分かりました。
静岡県は伊豆の国市に有ります「高野山真言宗 願成就院」です。
元々の由緒は創建年が文治元年(1189年)の鎌倉時代初期。
初代鎌倉幕府執権•北条時政が、まだ執権になる前…武衛•源頼朝が存命の頃です。
奥州征討の戦勝を祈願して建立したと伝わります。
奥州平泉の「毛越寺」を模したと伝わります。
奥州征討の戦勝祈願で奥州平泉の寺院を模したとは…皮肉なものです。
元々の「願成就院」は今はもう無く、現在の願成就院の横辺りに説明書の看板と場所を示す石碑が有るだけでした。
現在の願成就院には寺宝として、運慶作の5体の木像が所蔵されています。
これは国宝に指定されており、非常に素晴らしい物でした。
(運慶作の木像と、その他の寺宝の見学は有料です。
木像は撮影厳禁ですので写真は有りません。
ご容赦を)あとは寺院内には初代執権•北条時政公の墓所も有ります。
自分は日本酒をお供えして参りました。
因みに現存の本堂建物は、江戸時代に小田原北条氏(後北条氏)の末裔である北条氏貞が再建した物との事です。
(藁葺き屋根の本堂)本堂建立は寛政元年(1789年)の江戸時代中期との事です。
(写真の本堂はコンクリート製の新しい物です。
藁葺き屋根の旧本堂は工場中でしたので、写真は有りません)運慶作の木像が5体も有り、更に北条時政公の墓所も有り、歴史的に非常に重要な場所と感じました。
素晴らしい。
是非にブラリと訪れてみましょう。
運慶作の仏像5体が見もの。
拝観料700円。
地元の案内人の方が詳しく説明してくださるので知識が得られます(深まります)。
駐車場(無料)はお寺の門脇にあるので安心。
御手洗がもっと綺麗だと言うことなし。
北条時政公のお墓があるお寺。
拝観料は700円。
御朱印は拝観した方にのみ500円で認めていただけます。
境内には石彫五百羅漢製作所があり、沢山の石像が祀られていました。
石像はどれも写実的でユニークです。
運慶作の五体の国宝仏像が祀られ、北条時政により建立と知り訪れました。
ガイドさんから直接、阿弥陀如来坐像、毘沙門天像、不動明王像らの特徴や経緯を伺えて、見ごたえがありました。
資料館には、北条政子地蔵菩薩像など貴重な品々が。
ワンちゃんの姿に、ほっこり♪
大河ドラマ抜きでも、国宝の運慶の作品が5体も見られるのは大変貴重。
奈良京都では当たり前のように、この伊豆でも市民の生活に近いところで北条一族の名残りを見ることができるのは驚きです。
日本にはそういう場所がたくさんあるのですよね。
歴史と地理が分かちがたく今の自分達と結びついているのだと再確認できました。
今はこじんまりとしていますが、いい寺でした。
運慶が手掛けた鎌倉様式の寄木造り国宝仏像が5体有り800年以上経つ今も観れる事に凄い!感謝🥲逆を言えば800年以上前 源頼朝、北条政子、北条時政、義時、等も観ていたと思うとロマンチックなる。
😌
国宝の運慶仏像が5体観られる寺院です。
伊豆長岡駅、もしくは韮山駅からは平坦な道を徒歩15分くらいのところです。
バスは2022年は土日祝限定の巡回バスが出ています。
中に入るとすぐに5体の仏像がお出迎えです。
歴史を感じられる素晴らしい仏像だと思います。
裏手に回ると宝物館があり、そちらには仏像内部にあった銘文などが展示されています。
境内には北条時政と足利茶々丸の墓所もありました。
看板犬のロッキーがお出迎えしてくれます。
大河ドラマの影響で拝観客もだいぶ増えているようなのでできれば空いてる時間を見つけてゆっくり仏像を楽しむのが良いと思います。
こんなもんかな?・イギリス人のお婿さんが・仏像の縁起処を説明してくれます。
2021/8/10とても雰囲気のいい素晴らしいお寺。
宗瑞が茶々丸を攻めた際に焼けてしまったらしく、そんなことを思いながら見ているとたまらん!
運慶作の仏像を拝観するため訪れました。
阿弥陀如来像は傷みが激しく見えましたが、毘沙門天像と不動明王像、及び不動明王の脇を固める2体の童子像はとても状態が良く、800年以上前に作られた物と思えないほどの美しさでした。
更にお堂奥の資料館に展示されている、像の胎内に納められていた木札には『運慶』とはっきり書かれており、これを見たときは背筋が震えるほど驚嘆しました。
これらを拝見するためだけでもこちらに伺う価値はあると思います。
但し拝観料含めちょっとお値段がお高めかな~と感じました。
運慶の仏像が収められているお堂もコンクリート製ですし、情緒はあまり感じられませんでした。
でも看板犬のロッキー君は大人しくて可愛かったです。
運慶さんの仏像5体にお会いしてきました、これが木彫って思わせる程驚きました、800年の歳月を感じさせません、素晴らしいの一言です。
また、お会いしに行きます。
守山の麓に富士山に向かって広がっていた毛越寺あるいは永福寺のような大伽藍の殆どは今や住宅地となっており、南奥の大御堂付近のみの寺域となっているが、それでも運慶作の仏像や北条時政公の座像やお墓足利茶々丸のお墓等見所は沢山。
秋田犬(一歳)ロッキー君がお出迎え、本堂の中の国宝も静かな空間で心落ち着いて見学。
本堂の周囲も軽く探索。
大河 鎌倉殿にも出る様なので始まる前に一度 行って見ては?
運慶の若い頃の仏像があり、国宝で間近でみれて、説明をしてくれて嬉しい。
伊豆の国市寺家にある、北条氏縁のお寺さん。
住宅地の奥にあるのですが、ここのお寺には北条時政公と茶々丸のお墓と、国宝に指定された運慶作の仏像5体が奉られてます(^人^)御朱印も頂けます(3種類)が、コロナの影響で書き置きの御朱印になるのでご注意くださいね(^^)d仏像が奉られてる所では。
副住職さまの旦那さまが運慶作の仏像の説明してくれますょ(о´∀`о)
北条家の氏寺で、なんと運慶作の国宝が5体もあります。
中はとても明るくて仏像も美しい!説明して下さった方がとても親切でわかり易く、勉強になりました。
写真は看板犬秋田犬のラッキーくんです。
北條時政が壇越となった寺院。
真言宗。
運慶仏を所蔵する。
伊勢宗瑞の伊豆討ち入りで火災に遭ったが、後北条氏によって再興されたという。
廃仏毀釈で衰微したが、いまに中世以来の法灯を伝える。
国宝の仏を守護するのは、秋田犬のロッキーくん。
人懐こい。
夏は苦手。
境内に時政の墓所。
付近には伝堀越御所。
こじんまりした場所だが、由緒ある所🎵国宝の仏像あり、超穴場だよ。
外人さんに説明してもらい、感動。
御朱印もステキ❗️
運慶の作品が間近で見られる貴重なお寺です。
土曜日に訪問しましたが、ボランティアの方のガイドも分かりやすかったです。
願成就院がんじょうじゅいん静岡県伊豆の国市寺家83−1山号t天守君山宗派t高野山真言宗本尊t阿弥陀如来創建年t文治5年(1189年 )開基t北条時政仏師運慶の数少ない真作の一つである阿弥陀如来坐像あり。
北条時政が、伊豆の自邸近くに建立したお寺です。
1189年に源頼朝の奥州平泉攻めの成功を祈願して建立されたと「吾妻鑑」には書かれています。
さて、個人的な見解ですが、打倒平家と義経や範頼が西行した後、鎌倉に残った源頼朝や北条時政らは、もう平家は滅んだも同然とばかりに、次の大戦略として奥州藤原氏の勢力剥奪について腐心しているように見えます。
というのはまだ平家が壇ノ浦でほろびていない1182年に頼朝は北条時政らを引き連れ、江ノ島の弁財天に奥州藤原氏の滅亡祈願をします。
この時、時政も江ノ島の弁財天に祈ると、3つの鱗を岩屋に残して竜神となって海に帰ったことから、その3つの鱗を後々の北条家の家紋(「3つ鱗」)にしたのです。
そして、いよいよ奥州征伐となった1189年、時政はこの「願成就寺」を地元に建立するのです。
かなり奥州征伐に力が入っていると思いませんか? 勿論、時政のお墓もここにあります。
またそれからまた300年も後の時代、下剋上が始まった戦国時代初期の爪痕もこのお寺にはあります。
足利茶々丸。
古河公方である関東の足利氏に対抗するため、京都の足利家から正式な鎌倉公方として送られながら、関東に入れなかった堀越公方の2代目です。
直ぐ近くの韮山城にいた伊勢宗瑞(北条早雲)に攻められ、追放された筈なのですがこの茶々丸のお墓があります。
#japanlocalguides#マイナー史跡 #願成就寺。
国宝の運慶作の仏像は、静岡県ではここだけ‼️感動しました❗
運慶作の国宝5仏がなぜこんな小さなお寺に??と思いたくなるほど贅沢な空間です。
構成の似ている逗子の浄楽寺の運慶仏も見事ですが、こちらは脇侍は失われているものの中尊の説法印を結んだ阿弥陀仏がとても見事です。
そして、毘沙門天立像と不動明王+二童子像の造形は唯一無二で、運慶にしか表現できない突出した表現力と力強さには圧倒されます。
副住職さんの説明に熱が入るのも頷けます。
運慶仏が収蔵されている大師堂の中から宝物館に行けるようになっていて、こちらでも伝慶派の地蔵菩薩が拝見できます。
御本堂は宝物館の左手になって、こちらにも阿弥陀様がいらっしゃいます。
北条時政公の墓参もお忘れなく!電車で訪れるには非常にアクセスしにくい場所で、車が運転できない私には近くて遠いお寺さんでしたが、JR東海ツアーズでこちらがコースに入っている日帰りツアーがあったので非常に助かりました(2019年春の静岡デスティネーションキャンペーン)。
たっぷり滞在時間もあって、運慶仏と御縁が結べて嬉しかった!
北条時政が建てた高野山真言宗の願成就院。
こじんまりしたこの寺には五体の国宝がある。
全て運慶作のものという珍しい作品だ。
門をくぐると参道左手に時正公が祀られている。
真っ直ぐ進むと御朱印やお守りが販売されており、仏像を拝観するのに500円かかる。
この対応をしてくださった方は海外の男性であった。
私たちの前に3-4組本堂に入っていて私たちが入ったらまとめて説明をおかみさんがしてくださるという。
この寺の当主の方のようだ。
中は本尊を望み、コノ字型に座れるようになっている。
そこに座り、仲間たちが全員座るのを待つ。
全員が揃い、おかみさんが話し出す。
10分間説明させてもらうがいいか?という確認。
もちろん、とうなずき、このご本尊に込められた歴史や想いを聞いていたらあっという間だった。
まるでミュージカルのようだった、という意見すらあった。
真ん中に座られているのが、阿弥陀如来坐像。
右手が毘沙門天像。
数年前に上野の運慶展の際に34年ぶり?に外に出したらしい。
当時、ポスターになっていたような気がする。
左手が不動明王。
不動明王の両脇には矜羯羅童子と制咜迦童子が躍動感高く在していた。
本堂の中は写真撮影が不可。
この寺の歴史、吾妻鏡への記載、時代背景、なぜこの五体が国宝に定められたのか、さらに胎内に納められていた四枚の五輪塔婆形銘札も国宝に定められたこと、建立当時の寺の様子、阿弥陀如来坐像の創られた当時の様子の推察、2022年にはその一部が蘇る予定だということ、など情熱を持って語っていただけた。
認定理由は大きく2つあり、1つは運慶自らが弟子に任せずにおそらく一人で作ってあること、これは銘札に時正、運慶とはっきりと記載(宝物殿に飾られていて肉眼でもハッキリと確認できる)されており、通常弟子の名前と連名であることが多い慶派の作品の中でもきわめて稀であること。
なぜ一人で創ったのか。
それまでの運慶は平家、公家に使え西にて作品を表現していたが、この時代、平家が滅び、武家社会が出てきた大きな時代のうねりの中で、最初に武家から依頼され形にしたものであったという解釈が大きい。
ここから大きく東国の各武将たちの荒々しい闘争心や力を表現する第一歩の作品になったということであった。
こんなに間近に国宝が9つも観れるのは他にないのではないか。
奈良京都に集中することが多い中で少し飛んで伊豆に存在している。
鎌倉幕府、武家社会のうねりの最初の一歩が出たこの伊豆の地に大きな生命力が湧き出るのを感ぜざるを得ない。
毘沙門天像は少し離れたところから見ると荒々しく、力を放つ。
しかし、間近に見ると幼さを思わせる、幼い男の子のような表情を見せる。
こんなに間近に見れるからこその感情ではないだろうか。
最後に当主の方の並々ならぬこの寺、この場所、この仏たちへの愛情を感じた。
熱は言葉となり、言葉以上に伝播する。
時空を超えて守られてきた奇跡は訪れた人への感動を呼び続けるだろう。
運慶作の国宝は、観る価値あります。
国宝の仏像が五体もあるお寺です。
それも運慶初期の作品です。
見応えありますね☺
運慶作の仏像が5体間近で見られる、心落ち着くお寺でした。
拝殿と宝物殿ではボランティアの方が、北条家にまつわるこの寺の歴史を説明してくれました。
運慶作の仏像は5体共に大迫力です。
お寺で迎えてくれたのは外国の方、日本語も上手な大変親切な方で、お寺の見所を教えて頂きました。
天才仏師運慶の仏像を、間近で三体も拝めて、しかもとても静かです。
住職の奥さまでしょうか。
とても丁寧な対応で,またボランティアが国宝まで案内してくれます。
御朱印もあり隠れスポットです。
名前 |
願成就院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
055-949-7676 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
運慶作の国宝三体を拝観することができます。
青い目の方が丁寧に説明してくれました。
宝物殿も見学可能、ご朱印は書置きですが3種類ありました。
清潔で落ち着いた場所。
ただし暑い日には韮山か伊豆長岡、いずれかの駅からのタクリ利用がオススメです。