静寂感の中で参詣できます。
明治時代に活躍した軍人、乃木大将を祀った神社。
桜の季節に訪れましたが、思いの外、空いていて堪能出来ました。
乃木神社は私がいつも自転車で走り疲れて休憩させてもらっている普通の神社とはちがいます。
見学するポイントはたくさんあるので、桃山御陵に来られた際には一緒に見られたら良いと思います。
本来の乃木神社は、明治天皇崩御後夫婦で自害された東京赤坂の自宅跡にあります。
明治以降の時代背景は国家への忠誠心のシンボルとして乃木将軍を称え、出身地である山口県下関市、別邸のあった栃木県那須塩原市などにも乃木神社を造りました。
ここ京都はシンボルというよりは、明治天皇の御霊をお守りするためにつくられたのではないでしょうか。
乃木大将を祀っている明治天皇が崩御された際に殉死された絵馬がおもしろい表には栗の絵があり、〜に勝つと書く勝ち栗からきている。
一見の価値あり!触れる距離に色々な展示物があります。
悪意のある人が来られたら展示の仕方など変えられてしまいそうです。
思いを馳せて見ることで、色々なことを考えさせられます。
最初は大したことないかもなーなんて思いながら門をくぐりましたが、そんなことなく、ちゃんと一つ一つ見て読んで回ると1時間ぐらい時間が経ってしまった。
静寂感の中で参詣できます。
中は時間が戻ったかのような、異様な雰囲気です。
真っ昼間に行ったのにも関わらず、下手なお化け屋敷より十分怖いです。
空気がひんやりして、確実になにかおります。
乃木ファンなら行くべし。
乃木大将が着ていた服や靴が展示されています。
偉大な功績を残された方ですが、小柄だったんだなぁ…。
乃木希典を祀る神社です。
明治天皇が崩御し、その大喪の際の霊柩の宮城出発を告げる号砲が鳴り響いたあと、夫婦で殉死されました。
乃木は、旅順攻撃で死んだ多くの将兵の犠牲を償うため割腹して詫びたい旨を天皇に申し述べたが天皇は、今はするべきことが他にあるであろう。
どうしても死んで詫びたいのなら朕が死んだ後にしなさい。
と、諭された乃木は、このときを待ちに待っていたのでした。
日本では賛否両論がありますが、海外では圧倒的な支持率を未だに保っております。
ここが、日本と海外との政治、経済、その他もろもろ全ての差だと思います。
こんな人物は、後にも先にも出てこないでしょうね。
是非ともお立ち寄りを。
凛とした神社。
勝運をもたらしてくれるとか!?綺麗に整備された境内が、のんびりさせてくれます。
京都に来られましたら、是非ともお寄りください。
名前 |
乃木神社 宝物館 |
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ジャンル |
|
電話番号 |
075-601-5472 |
住所 |
〒612-8028 京都府京都市伏見区桃山町板倉周防32ー2 |
営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:00 |
関連サイト | |
評価 |
3.7 |
入館料百円。
人もいないので、百円を入口の箱に入れて入ります。
電気も、入口の横にあるスイッチを自分で点けます。
創建当初は多くの人が来たのではないかと思うのですが、今は静かです。
当時の人は説明不能だったのかもしれませんが、本人の使用した服を見た時、乃木希典の体格が21世紀の日本人から見て小柄である事に驚きました。
明治の空気がタイムカプセルで保管されたような雰囲気にひたることが出来ました。
電気を消して外に出て、令和に戻りました。
雰囲気は良かったのですが、午後3時前に閉館されるようなので、すみませんが★一つ減点。
(2021年訪問時の経験なので、以後の変更や規定は不明ですが…)