名前 |
愛宕神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.0 |
御祭神は軻遇突命。
元亀3(1572)年、別当宝鏡院の租法印海高が愛宕山の分霊を友部の郷、沢小屋に遷座した。
霊験顕著なりと、時の山尾城主小野崎義昌城が城内に奉祀するが、此の地長者山を選定し天正4(1576)年遷宮の式を行い、伊師町、本郷、伊師浜の鎮守に定む。
明治6年村社列格、翌7年供進指定。
国道6号線から600メートルほど西の古い水戸と仙台を結ぶ旧街道「岩城相馬街道」(浜街道、後の陸前浜街道の一部)沿いに鳥居があります。
石段を上っていくと、御近所の方が声をかけてくださり、ご親切にも当社のパンフをいただきました。
誰か(つまり、みけねこ)が神社にノコノコやって来たのを見て、自宅から急いで持ってきてくださったのでしょう。
感謝の気持ちと嬉しさで心が暖かくなりました。
巨木立ち並ぶ鎮守の杜の中に鎮座まします社殿は重厚荘厳にして、特に拝殿裏の彫刻も見事な本殿の端正なこと、目を見張るものがあります。
なお、社殿北側に広がる杜は長者山官衙遺跡で、常陸国風土記ある「藻嶋駅家」に比定される遺跡だそうです。