名前 |
渡合堰 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
長命寺川を挟んで八幡旧市街側と奥嶋側を連絡する「渡合(わたらい・わたりあい)橋」は、大中の湖の大規模干拓事業に伴い、水位調節のための水門を備えた現在の形(上の写真)になりましたが、かつてはもう少し西側(おそらく百々神社と若宮神社を直線で結ぶルート)に架かっていました。
当時、長命寺川は今の半分ぐらいの川幅で、両岸にはヨシが茂り、四季折々の魚がたくさんいたそうです。
昔の渡合橋の下には、恐ろしい大蛇が住んでいた、という伝説があります(下記)。
この言い伝えからも、内湖に囲まれて地形的に文字通り「島」だった奥嶋地域にとって、渡合橋が非常にシンボリックな玄関口であったことが伺えます。
実際、この橋を渡ると「帰ってきた~」という気持ちになるのが、島学区民の共通の感覚のようです。