名前 |
「奥の細道」の石碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
2.0 |
奥の細道 第7の段「那須野」の句「かさねとは八重撫子の名成るべし」が書かれた石碑である。
那須文学散歩の会が建て蓮実彊氏の書であると聞く。
同行の曾良の句とされるが、実際は芭蕉の句であったようである。
芭蕉は「もし、自分に子があるなら”かさね”と名付けたであろう」と語っている通り、この段での出来事は印象的であったと想像する。
この句の石碑は他に「澤観音寺」と「西教寺」にもありますが、クチコミはいいが、他門の寺に評価は慮外に当たる恐れがあるので、クチコミは遠慮させて頂いております。
過去に訪れていますがどちらもすばらしい石碑です。
本文では「韓非子」の管仲の馬に道標してもらう故事を引いて、心温まる内容に仕上がっている名場面で、描写が映像として浮かんできます。
(馬に乗って移動はしていないと思います)この道を矢板方面に向かうと箒川にこの句にちなんだ「かさね」という名の橋<蕪村の絵がはめ込まれています>もあります。
(橋はGoogle Mapに登録できないとのこと)この場面はずっと手前の玉生<塩谷町>から倉掛、鷹内(現在の幸岡)<矢板市>での出来事にも読めなくはないが、明示されているわけでは無いのでこの辺りでの出来事であったかもしれない。
(昔は広漠たる原野であったらしいので、こちらの方が妥当か・・・)余談であるが、「撫子」は我が家の家紋であるため、この段の話は格別に印象が深い。