奥まったところにあった。
ジュゼッペ・キアラの供養碑 / / .
遠藤周作の小説『沈黙』のモデルとなったイエズス会宣教師ジュゼッペ・キアラの供養碑。
1685年に宣教のため日本へ渡ってきたが捉えられ激しい拷問の末、キリスト教を捨てて棄教。
その後今の文京区小石川へ幽閉。
その後殉教した岡本三右衛門という下級武士の残されたを妻を娶り、そのまま岡本三右衛門の名を受け継いだ。
40年の幽閉の後に没する。
死後は小石川無量院に葬られる。
明治19年に小石川無量院の墓地整理の際に墓石が行方不明になっていたが1943年に雑司が谷霊園で墓石が発見され練馬区にあったサレジオ神学院に運ばれた。
現在は調布市へ移された調布サレジオ神学院に墓石が移設されている。
2016年に墓碑が調布市の有形文化財に指定されている。
無量院と隣接していたここ小石川伝通院に「ジョセフ岡本三衛門」の名で供養碑が建てられた。
名前 |
ジュゼッペ・キアラの供養碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
奥まったところにあった。
石碑には駐日イタリア大使ウィンツェンゾ・トルネッタの名前がある。
また、刻まれた日付は1977年5月25日となっている。