孫の初節句で雛人形を購入しました。
有職京人形司 大橋弌峰 / / .
2018.4.12京人形 五月人形の至高の逸品を見たいと、京都へ向かった。
千年の都 京都。
人形の世界では、分業化された専門職人の伝統技術が終結するところがある。
そのひとつが ここ大橋弌峰さんだ。
頭師・手足師・髪付師・甲冑師など 専門職人の技をまとめる着付師といわれる人形師さんだ。
数年前の訪問時とは 店頭の光景が様変わりしていた。
店内に入ると、大橋弌峰さんがおられ、伝統工芸士さんが案内してくださった。
二階に上がらせていただくと、和の空間に さまざまな人形が並ぶ。
一番奥の部屋には 目当ての「馬乗大将」が郎党・旗持ちとともに凛々しく そこにある。
「若殿」「大将人形」など 伝統の人形が居並ぶ光景は、実に眩しく 全国でもここだけの輝きを放っていた。
節句人形そのものが 求められることが少なくなりつつある中でも、こうした京人形の本来の武者人形は、さらに 忘れ去られていくかのようである。
私自身も 4年前の初孫誕生で、初めて五月人形の世界に踏み込み、その魅力にとりつかれて 鎧・兜に嵌まり込んだものの、「武者人形」とは 出会うことも少なく遠い存在であったが、東京から京都・大阪と各地の人形店を訪問する中で、少しづつでああるが「武者人形」「おぼこ大将」というものと出会う機会が増え、伝統的な五月人形の代表として 格別の存在と意識するようになった。
大橋弌峰さんでも、「武者人形」は以前のような盛況ではないものの、伝統の人形を守り続けて行かれるとの堅い信念をお持ちのようだ。
日本のそして京都の伝統文化、ずっと続いていってほしいものと願う。
「武者人形」のほかにも、平安一水・武久・雄山などの鎧・兜が、三方などの前飾りや短檠など配して飾られている。
一水の赤糸縅大鎧「竹雀」が床の間に鎮座し、京都らしいしつらいが 美しく 格調高い空間を形作っている。
とても素敵な光景で なんとも 立ち去り難い。
途中 先代の弌峰さんともお会いできた、お元気そうなお姿で これからも伝統の「ひな人形」「五月人形」を作り続けていただきたいものです。
2015.3.12京都は 雛人形の工房で三月・五月人形を、展示販売しておられるところが数多くあります。
大橋弌峰さんもそのひとつです。
入口の低めの暖簾をなんとかくぐりガラス戸を開けると、工房で作業されている皆さんから、「おいでやす」の声がかかります。
少々ためらいもありますが、有名な大橋弌峰さんに2階の展示場を案内していただきました。
工房で作られる大将・若殿人形さらに平安一水の鎧・兜などが、京都らしい しつらいで 並んでいます。
京人形の本場の工房で節句人形を誂えるのも、またこの上なく素敵なことです。
名前 |
有職京人形司 大橋弌峰 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-432-0115 |
住所 |
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営業時間 |
[月火木金] 9:00~21:00 [水土日] 9:00~19:00 |
関連サイト | |
評価 |
4.8 |
孫の初節句で雛人形を購入しました。
とっても良いです。