ヘルメット着用でないと危険です。
ヘルメット着用でないと危険です。
下が水浸しなので、ライトを下に向けていると、ゴツンとやられます。
3回強打しました。
モリブデン鉱石の含量帯が、神秘的な巣彫りトンネル。
危険があります。
歩きがいがあります。
一年に1ヶ月しか通れない秘境の崖(^-^)落ちたら死にます(TT)
絶景!! 意外と歩きやすい。
志合谷のトンネルはちょっとかがんで歩く。
水気が多い時には、レジ袋を履いて歩こう。
下の廊下の核心部❗
仕事を早めに片づけ一路宇奈月温泉へ向かい念願の始発列車で阿曾原温泉の最寄り駅欅平駅に着いた。
もう一度身支度を整え 心と体の準備OK!9:03 阿曾原温泉に向け歩き出そう。
だが、この階段一歩目から始まる垂直300mの心臓破りの登坂地獄。
9:06 水平歩道まで0.6kmって意外と短い=急勾配ってことかな気温10℃程度と歩くには丁度良い気温。
この程度の傾斜なら大丈夫だ。
出たー!急登。
ここ急坂を何とかバテないようにゆっくりゆっくり確実に行こう。
きゃー黒部川がもうあんな下にみえる。
9:30 あと5分の看板に勇気づけられ、老体に更に鞭打って鼓舞した。
9:47 ついに水平歩道入り口に着いたのは嬉しいが、あの「あと5分」の看板は何なんだ。
普通の歩速で20分は掛かるのに。
阿曾原温泉まで10.3km 約3時間かな正面に唐松岳と言うが拙者には判別がつかない。
更にその奥には白馬の街がある。
ところで水平歩道とは、黒鉄欅平から仙人谷まで、黒部川上流沿標高1000mの高さに約 13 km にわたって延びる関電の私道歩道で、それを登山者が無料で利用させて頂いている道。
黒部ダムが建設設置する条件として、日電歩道および水平歩道を一般登山者向けに維持・補修することが厚生省(当時)より関電に対して義務づけられ、関電は毎年数千万円の費用をかけて両歩道の整備を行っていると阿曾原温泉小屋現主佐々木泉氏が講演で述べている。
また地下鉄道に事故が発生した際の救助道の確保の意味もありそうだ。
だが、こうして歩き終えたものにとって思うのは水平歩道は、高圧鉄塔保守点検路の役割が現在は大きいのかな。
出たー 第一アトラクション。
天板の歩道。
この程度なら大丈夫。
岩を削ることが出来なかったところは棒丸太を組んだ桟橋道。
一人ずつ渡ればまず壊れることはない?ので安心して渡れるのも、関電関係者のお陰。
ありがとうございます。
ここを歩くに当たって 肝に銘じておく設問がある。
登山靴が新品に近いことが必要、歩道や丸太が濡れていると滑りやすく事故に繋がりやすくなる。
お酒を飲んでの歩行は駄目。
あまりの空腹時は避ける。
ヘルメットは必須。
10:20 素堀のトンネルこれを掘るだけでも凄い労力が掛かったろうに極狭歩道。
70-80cm程度かな。
右手は、番線を握りながらのおどおどしながらの歩きだった。
10:33 沢を回り込んだ先を歩く人々が見える。
でたー。
「コ」の字に削られた歩道。
左足元は、数十mにも及ぶ崖であった。
今は同じペースの男性と歩いているが単独行の場合間違って谷に滑落しても形跡が残らない限り発見するのは難しい・・・と確認しながらの徒歩となっていた。
確かに足下の奈落 谷も怖いが頭上からの崩落も心配だった。
10:46 水平と言いつつ上流に向けて緩やかな上り調子水平歩道を歩くに当たって注意することは・進行方向を変えるなどしてザックが壁面に当た りバランスを崩す・不意に天井に頭をぶつけ 脳しんとうや流血の 恐れ・注意力散漫⇒つまずく・よろける10:55 雪崩多発地帯故地上の道が度々崩落する為地下トンネルとなったが照明がない。
長さ150mを歩くにあたってライトが必要となる。
そして背が高い人ならヘルメットが必要かも。
トンネルの中に入ると冷蔵庫のように涼しく、足元には冷たい水が流れている。
この志合谷で高熱隧道の工事の際に宿舎が雪崩で全壊し100人近くの人が亡くなったところでもある。
このトンネルが行程の4割ほどかな。
11:12 ほぼ中間地点の大太鼓に到着。
水平歩道のメインイベント地点これまでは木々が邪魔をして真下を覗きこめないのでそれほど恐怖感はなかったが、ここは別世界。
傾斜80度にも及ぶ200m断崖絶壁!どう 凄いでしょ。
やっぱりこのみちは面白いって言ったら誤解される。
あと半分だ頑張ろうここはオリオ谷。
堰堤が設けられ堰堤の中を通過し川を越えていきます。
川のど真下にある堰堤故、足元は水が貯まり泥が混じり歩きにくい。
大雨の際には冠水するらしい。
11:52 この堰堤上は、水平歩道唯一の広場となっており、ここでお昼といたした。
オリオ谷を過ぎると、極狭断崖絶壁の道はやや幅広となり、緑も豊富となってどんどん距離を稼ぐ、水平歩道崩落の為迂回路となった小高い山越えまで来ればあとは下り坂。
約4時間歩いた足には下り坂が厳しく、明朝またここを登るのかと思うと憂鬱になったもんだ。
13:25 無事阿曾原温泉小屋に到着。
地図2018.10.07昨年欅平から水平歩道を利用し阿曾原温泉まで往復したが、来年こそは日電歩道を利用して黒4ダム-欅平駅間走破?歩破の方が正しいかな。
それにしても今年は台風が多いな~。
本来この3連休は長崎に行き長崎くんちを楽しむつもりだったが、台風25号の影響で飛行機が欠航に成りかねないで気を揉んでいると、阿曾原の天気はまずまずのようで、急遽飛行機をキャンセルし阿曾原温泉行きを決行した。
本来 3連休は長崎くんち、翌週の10/13-14で阿曾原へ行く予定だったが、13-14だって晴れると決まっていなかったため晴れるときに行くことにした。
4:00 昨夜から降り続いた雨だが、朝方テントに打ち付ける雨音に目を覚ました。
まあだ降っていたのか、嫌だな~と顔を出すとテントを撤収し欅平に発とうとしている人がいた。
台風明けのまだ夜が明け切れないこの時間、独りで水平歩道を歩くのに不安があり“一緒に行きませんか”に、あっさり断られてしまった。
先頭でなければ不安は多少解消される・・・で、撤収を始めるがアウターはビショビショ、インナーの中まで雨水が入り昨日歩いたときよりザックは重くなっていた。
4:30 阿曾原温泉出発直ぐ始まる水平歩道までの垂直登坂、昨年登っているとはいえ、これが厳しい。
水平歩道までには倒木が道を塞ぎこの先どうなることかと思ったが、明るくなるに連れて不安は消え去っていた。
声を掛けた人をあっさり抜きさりスピードUPするとオリオ谷先に4人パーティが先を行くじゃないか。
6:48 志合谷ここでは素堀のトンネル内を歩き谷向こう側へ出る。
この谷は、仙人谷ダム建設に辺り宿舎建設されたが、1938年冬、大規模な泡雪崩が発生し、多くの犠牲者を出した谷でもあるが現在も雪崩の巣になっており地上に歩道を造っても崩壊の連続でトンネルとなっていた。
トンネル通過したが、トンネル内足元は湧き水が貯まり歩きにくいったら歩きにくいったらありゃしない。
恐ろしい水平歩道の中間点。
落ちたら即死。
名前 |
水平歩道 志合谷 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
あぶあぶ危ないナイアガラ落ちたら命がナイアガラ!!こんな所に行く人は○が○っとる。