朱の鳥居をくぐると金属板に囲われた拝殿がすぐ目につ...
鎮座地の上里町嘉美は旧立野村で、『風土記稿』立野村の項に「熊野社 村の鎮守なり、村持、社内に応永十年(1403年)十月三日と銘ある、石仏の阿弥陀を案ず」とあるのが当社で、創建は中世までさかのぼると思われるとあります。
口碑によれば当村では群馬県碓氷郡の碓氷権現(熊野神社)を虫除に霊験ある作神として崇敬してきたというとあり、当社は碓氷権現の分霊を勧請したとも考えられるとあります。
御由緒書きからは、誰がと言うところが不詳ですが、この地域でこの時代の創建となると、武蔵七党の児玉党の何某かの本貫地であるはずなのですが。
明治五年に立野村の村社に列し、同四十三年に嘉美に属する十三社を合祀して、社名を嘉美神社と改称したとあります。
古い村の人格。
(原文)旧村社格。
朱の鳥居をくぐると金属板に囲われた拝殿がすぐ目につく。
なんでこんなんだろうと思っていたが、地元の方に聞くと本来の拝殿の劣化を防ぐために覆ったらしい。
拝殿脇にも鳥居があるが、これは合祀の際に他の神社から移設したものらしい。
名前 |
嘉美神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0495-33-6697 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.1 |
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御神木はムクの巨木。
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