阿久原牧と児玉党の歴史を今に伝える証となっています...
児玉党の祖。
有道さんの神社。
今マップ見たら裏に駐車場が。
おそらくうちのご先祖様。
大事にしていただいてありがたいですね。
武蔵七党のの祖 有道維行を祀る神社です。
何度となく通過した普通の社かと思いきや鎌倉殿の13人のルーツになる由緒ある神社駐車場が無く路上駐車するしかなかったけど、今専用駐車場工事中です。
道路から見えて綺麗な神社なので寄らせて頂きました。
木陰になっていていい雰囲気です。
歴史を感じます。
児玉党発祥の地といわれています。
大分県の九重山に有氏という地名がありますが、関連はあるのでしょうか?
有氏神社(ありうじじんじゃ)御祭神 有道維行(ありみちこれゆき)有氏神社は、正徳三年(1713)以来の祭礼記録を持ち、阿久原牧と児玉党の歴史を今に伝える証となっています。
かつて、有道維能は藤原道隆の子伊周が内覧職となった長徳元年(995)家司として仕えました。
ですが、長徳二年突然の変事により伊周が流罪となったため解任の止むなきに至り、阿久原牧の別当として来任しました。
この地に生まれた維行は有貫主を称し牧を管理し、やがて有道姓を名乗るその子孫は、武蔵国西北部の児玉入間比企秩父から上野国西部にいたるまで勢力を伸ばし、児玉党と呼ばれる一大武士団を築きました。
鎌倉時代になると全国各地に所領や所職を得て活躍し、任地西国へ移住する一族もありました。
(児玉党祖有道維行生誕壱千年記念碑より)児玉党とは平安時代から鎌倉時代にかけ、武蔵国を本拠に勢力を誇った武士団である武蔵七党の最大勢力でした。
源平合戦の際、児玉党は源氏方について数々の戦いに従軍し、奥州藤原氏討伐等にも参加し戦果をあげ、日本各地に領地を獲得し方々に児玉党の流れを持つ者が広がりました。
児玉姓だけでなく秩父、吉田、富田、柏崎、長岡、大塚、黒岩、越生、四方田、阿佐美、庄、本庄、金沢等が児玉党の分流系図に記載されているといいます。
(サイト「かんな接骨院」参照)有道氏の祖廟武蔵野の開拓者、さらには、関東武士の元祖として勇名を馳せた児玉党の開祖である有道一族の祖廟は詳らかにはなっていません。
有道維行が朝廷の命により長官を勤めた阿久原の牧近くには、有道氏を祭る有氏明神があり、古くより地域の住民にお祀りされています。
日本古来の宗教観では、先祖霊や特別な功績を上げ尊敬される人々の霊を人格神として祭る風習があります。
阿久原地区には古くより「有氏明神に隣接した北の位置にありし古い石塔を東北に移転した際に人骨が発掘され、これは阿久原牧時代の有道氏一族の墓であろう」との言い伝えがあり、「有氏明神には御神体が存在しない」等のことにより、有道氏一族の霊城(墓地)に祠を建て、祭り始めたものであり、古くは霊城の重要な位置を占めたと推定される有氏明神に隣接した東北部の畑の中に古石塔(地下に眠る遺骨)こそ有氏明神の御神体であるとの説があります。
この石塔は、児玉党もしくは近在の有道氏一族の関係者によって、室町時代後期から江戸時代初期の間に建立されたものと推定される、品格の高い見事な石塔です。
(現地案内板より)埼玉県指定無形民俗文化財「有氏神社の盤台祭り」有氏神社の有氏は、地元では有道の転訛であるといい、祭りを称して「アリッツァマの祭り」や「裸祭り」と呼んでいます。
この祭りは正徳三年(1713)に始まったとされ、祭日は陰暦九月でしたが、現在は十一月に行われています。
祭りの特色は、頭屋宅で赤飯(小豆飯)とシトギ(水に浸しておいた粳米を臼でついたもの)を作り、社前で祭典を執り行った後、大きな盤台に盛り付けた赤飯をふんどし姿になった氏子たちが高々と持ち上げ、「上げろ、下げろ」の掛け声とともに神輿のようにもんで境内を練りながら、盤台の中の赤飯を四方八方にまき散らします。
参詣者はこの赤飯をオミゴクとしていただき、これを食べるとその年の災厄からのがれることができ、お産は安産ですむといわれ、安産祈願、子孫繁栄、疫病退散の祭りと言われています。
(境内案内板より)
御祭神:有道惟行(ありみちこれゆき)。
創建:年代不詳。
資料によると、当社は,武蔵七党児玉党の始祖,有道氏を祭った神社だとされている。
平安朝廷で、藤原伊周(これちか)に仕える有道惟能(これよし)は,主君の伊周が失脚したため武蔵国児玉郡に下向した。
これ以後,地名をとって「児玉」を氏とするようになり、当地に定住する。
惟能の子・有道惟行は朝廷の命により阿久原の牧(国有の牧場)の長官も勤めたそうで、退任後もこの地に土着し地方豪族として武士団・児玉党の祖となる。
(藤原伊周は藤原道隆の子で中宮定子の兄。
官は内大臣に至ったがその後失脚。
)源平合戦の際、児玉党は源氏方について数々の戦いに従軍し、奥州藤原氏討伐等にも参加し戦果をあげたそうで、日本各地に領地を獲得し方々に児玉党の流れを持つ者が広がった。
児玉姓だけでなく秩父、吉田、富田、柏崎、長岡、大塚、黒岩、越生、四方田、阿佐美、庄、本庄、金沢等が児玉党の分流系図に記載されている。
とあります。
社殿の破風には,児玉氏特有の「軍配団扇」紋があしらわれています。
有氏神社の「盤台祭り」は県指定無形民俗文化財になっています。
小さいながらもこぎれいな神社でした。
児玉党祖 有道惟行を祀る神社。
社は小さいが、丁寧な造り。
小さな神社だが鳥居が実に良い。
このくらいの神社だと丸太を組んだだけの鳥居が多いがココは凝った造り。
お社は小さいが荒れてはおらず、手入れの跡が見受けられた。
大事にされてるんですね。
名前 |
有氏神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0274-52-3271 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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和多志のご先祖様が祀られてます。