三十三間堂のすぐ近くにある小さなお寺。
伏見城で自刃した徳川家の武士の血染めの板を寺院の天井板として使用した、その血の部分や俵屋宗達の絵の事、お寺の由来。
全てきちんと説明していただきました。
ありがとうございました😊
戦国武将浅井長政の菩提を祀るお寺です、茶々、お江の寄進を受けたため豊徳合一の由緒がありますお寺そのものは小振りながら見どころは多く、俵屋宗達の杉戸絵が、象、獅子、麒麟の題で左右一双のものが三点あり、いずれも入室した人を迎える空間デザインとして配置してあり、杉の模様や遠近法を活かした技法と大胆さに溢れた絵に感心させられます。
絵としては他に狩野山楽の障壁画がありますが近付けないので鑑賞したいならオペラグラスがあるといいかもしれません。
関ヶ原の折の伏見城落城に伴う鳥居元忠と徳川方の武士達の切腹跡、説明を聞きながら見上げると体の姿勢や手足の位置まで見て取れ、歴史に思いを馳せることができます。
日差しが強すぎると見えにくいとのことで曇りの日でよく見えました拝観者が居る限りはお寺の方が案内をしてくれます(途中参加可)、私の時はとても元気な刀自がいい勢いで説明されていて楽しかったです境内にあるヤマモモは秀吉お手植えだそうです。
俵屋宗達が、杉の板戸に描いた獅子、裏が麒麟、奥に白象400年もの間よく無事に残っていたものです。
住職の奥様が詳しく解説してくださいました。
浅井家と俵屋宗達、雁金屋と思いを馳せ、楽しい時間を過ごしました。
もう一週間もすれば、桜も満開でしょう。
血天井や杉戸絵で有名。
俵屋宗達の老松図襖絵がすばらしかった。
少々怖めのお爺さんの説明が終わるとさっと帰ってしまう人が多いですが、残って見てても何も言われませんよ。
門をくぐれば石畳、鹿王院を思い出すような参道、紅葉が綺麗だろうなと想像、珍しい井戸水でのお清めかと、早速操作するも、あれっ、水は出ず。
本堂へ、拝観料600円なり、ここからが他の寺院と大きな違い、真面目さが伝わって来ます。
秀吉の側近の淀君が父の浅井長政の為、冥福を祈り、建立、その後、火災で焼失も淀君の妹、将軍徳川忠秀の正室のお江により、伏見城の遺構を使って再建されました。
先ずは一般的な説明から…俵谷宗達の白象の説明辺りから、親切丁寧さが目だって来ます。
実は親子象なのですよとか、後ろを見て、麒麟ビールの麒麟の絵や唐獅子等、杉の木の目を利用した模様使いとか色使い等、最後はこの杉戸絵、開け締めした時のからくり迄…宗達の金箔を使った絵や狩野山楽の絵も説明が有ります。
もう一つ、1600年伏見城の戦い。
鳥居元忠62才、徳川方の大将が豊臣方の軍勢に落ちる直前、380人の家来の死を見届けた後に自刃、これが頭、うつ伏せの姿、腰はこの位置、足はこのようにと、竹の棒で指しての説明。
有名な血天井の説明を聞く。
他の寺院なら「ごゆっくりご観覧を」で終わるのだがここは違った。
みっちり説明を頂いた養源院、お帰りは通用門からと言われ、その通りに門を開閉して帰路へ。
門前で振り返って見るとあれっ景色が変わった。
参りました。
令和3年10月拝観しました。
重要文化財の杉戸絵を説明付きで間近で拝見しました。
御朱印は書き置きのみでしたが御朱印帳に書かれたものがあったので購入しました。
淀君が父 浅井長政の追善供養の為、建立された寺院で、俵屋宗達の杉戸絵が有名です。
特に白象図が迫力があります。
他にも珍しい動物の杉戸があり、伏見城の戦いで自刃した徳川方の血で染まった血天井の霊を慰める所謂があるそうです。
お寺の方の解りやすい説明付でほんの少しだけ、歴史を感じる事が出来ました。
お庭も綺麗で、紅葉が始まる頃にはもっとお庭が映えるでしょうね✨
三十三間堂の斜め前にある!寺院です!血天井が有名です!1枚1枚伏見城の廊下を順番通り並べ寺を囲むように、備えて有ります!俵屋宗達の白象図、麒麟、唐獅子が良い!御朱印帳もかっこいい¥2800 拝観料600円しかし夏は、中は、蒸し暑いです!
血天井のインパクトが強すぎて、他の事が吹っ飛んでしまいました。
21年4月24日に訪れました。
『養源院』は、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政の菩提を弔うため、長政の二十一回忌に建立されました。
その後焼失しましたが、淀殿の妹で二代将軍・徳川秀忠公の正室・お江が夫に願い伏見城の遺構を用いて再建されました。
本堂の廊下の上の天井は全て「血天井」となっています。
「血天井」とは伏見城の戦いで豊臣勢に討ち取られる直前に伏見城で自刃した徳川側の兵士たちの血で染まった廊下を寺の天井に上げて弔ったものです。
徳川方の大将・鳥居元忠公自害の痕と伝わるものも残されています。
お寺の方のくわしい説明を聞きながら「血天井」を拝観しました。
多くの兵士が流した血の痕は、年月と共に黒っぽく変色していました。
また、鳥居元忠公の痕もお寺の方が天井を棒で指し示しながら説明してくださり、最期の姿、頭や身体や手足の痕を見ることができました。
俵屋宗達の杉戸絵「白象」、「唐獅子」、「麒麟」についてもくわしく説明を聞くことが出来、楽しい時間を過ごすことができました。
御朱印をいただきました。
白象の御朱印は切り絵です。
俵屋宗達の獅子、麒麟、象を堪能。
血天井は圧巻!お天気の良い日にご覧になることをオススメします。
録音による説明もガイドの方の説明もとても丁寧でわかり易くとてもありがいことでした。
春の桜、秋の紅葉と共に季節毎の風情も楽しめます。
三十三間堂の直ぐ向かいですので、お近くへお越しの際は是非ご覧ください。
参道が格好いい。
―――養源院―――元天台宗(現在は浄土真宗遣迎院派)の寺院で、豊臣秀吉の側室淀殿が父の浅井長政の菩提を弔うため、文禄三年(1594)成伯法印(長政の従弟)を開山として建立された。
ほどなく焼失したが、元和七年(1621)淀殿の妹で徳川秀忠夫人お江(崇源院)が血天井等伏見城の遺構を用いて再建された。
後水尾天皇の中宮東福門院(秀忠の五女)がお江の七回忌の年に秀忠が亡くなったので、両親の大きな位牌を造り、兄家光が亡くなった時にも位牌を安置し以後徳川(歴代)将軍の位牌所となる。
客殿(本堂)・護摩堂・鐘楼堂・中門は国の重要文化財。
客殿は重厚な玄関と冗談の間を備えた豪壮な方丈建築であり、堂内を飾る障壁画のうち俵屋宗達筆の「松図」襖絵「唐獅子・白象・浪に麒麟図」杉戸絵は国の重要文化財に指定されている優品である。
(京都市)
撮影はできませんが実際に目の当たりにする血天井は、凄い迫力というかいろんな思いが伝わってきそうな存在感がありました。
当時の情景を思い浮かべると合掌したくなります。
土曜の15時半ごろ伺うと「拝観は終了しました」の文字が。
次の日の朝、日曜10時ごろリベンジで訪れると、スタッフの方が案内してくださいました。
ツアー形式でとても丁寧でわかりやすい。
楽しかったです。
ほんとうに来て良かった。
俵屋宗達の絵に感激しすぎてハガキ買っちゃいました笑 大満足です。
これからも応援しています。
10月中旬に訪問。
三十三間堂の向かいにあるお寺。
血天井や俵屋宗達の絵(唐獅子図、波に麒麟図、白象図)が有名だろうが、個人的には山門から緩やか参道を登って本堂に至るまでの緑が素晴らしい。
拝観時にタイミングがあえば、血天井や絵についての説明を聞ける。
御朱印は、書き置きの限定御朱印をいただいた。
拝観できる屋内は少しですが、十分見応えあります血天井、初めて観ましたなんとも言えない気持ちになり、ただただ手を合わせたくなりました壮絶な戦国時代と、平和な現代 考えさせられました血天井だけでなく襖絵も興味深いです象の絵がなんだか可愛いらしく感じましたガイドさん?ご説明ありがとうございました説明のおかげで興味深く拝観できました他の方の口コミにもありますが、どうしてこちらがそんなに有名ではないか(テレビ番組で取り上げないか)不思議です。
タクシーの運転手さんのお勧めがあって伺いました。
俵屋宗達の白象図を拝めるのが楽しみでしたが伺ってみると血天井なる供養の為のものがあると知りました。
案内してくださった女性の説明もしっかりとした説明でした。
お寺の方の解説がとても興味深いです。
特に血天井の解説は、とても面白く、目を凝らすとその時の戦いの様子が生き生きとしたビジュアルで脳裏にうかんできます。
また宗達の白象や、松の図など、ここまで間近で見れるのは貴重な経験となりました。
お寺の中は江戸時代当時のように、天然の明かりを基調としているので、とても暗いのですが、その時代の息吹を感じられるので、とても良かったです。
1時間くらいの見学時間を見ておくと良いです。
俵屋宗達の象さんの前で座り込み、息を詰める。
気がつくと1時間たってた。
血天井の下で1時間居たとも言える。
係りの方がユーモアたっぷりに解説して下さる。
浅井長政やその三姉妹が好き。
長政とお市の方が閨を共にしなければ、日本史はどうなっていたのだろう?
・三十三間堂の東向かいにある小さなお寺。
紅葉も美しくお勧め。
・伏見城の戦いで自刃した鳥居元忠らの血が染み付いた伏見城の床板だった血天井・左甚五郎作と伝わる鶯張りの廊下。
・俵屋宗達の杉戸絵と襖絵(ともに重文)。
保存状態が良好です。
・解説の方が博識で親切です。
浅井長政の菩提寺。
娘のお江様が再建しました。
伏見城の血塗りの廊下を天井に張ってあり今でも型がわかります。
俵屋宗達の襖絵や見所が多いです。
入場したグループ毎にカセットテープの案内を聞いてから順に見学しました。
宗達の襖画、伏見城の遺構の血天井等々、紹介したいものは数々あれど、建物内は一切撮影禁止。
その代わり現地ではお寺の女性が丁寧にガイドをしてくださいます。
少々早口で、じっくり見たい聞きたい人には、不評かも。
三十三間堂のすぐ近くにある小さなお寺。
とても、貴重な文化財をガイドつきで見ることができます。
それで拝観料500円は申し訳ないくらい。
血天井は謂れを聞くと気味が悪いどころか、遠い過去の当事者たちの思いを想像すると胸が熱くなる。
京都旅行でなかなか来れませんでしたが、やっと来れました。
歴史好きなら、必ず寄った方が良いところでした。
もっと早く来るべきとこでした。
俵屋宗達の扉絵目当てで訪れた。
本物を間近で見られる興奮は他では味わえないものだが、管理者の説明に合わせて移動、説明を聞く、見る、終わり、次の間へ、と流れ作業的に処理されるので、ゆっくり見ることはできない。
中の写真撮影は一切禁止だった。
寺の歴史は面白く、訪れる価値は有り。
血天井、尾形光琳の作品も見どころがあるにはあるが、いかんせんやる気に欠ける運営でグダグダ感がハンパない。
だがここには「本物」がありますので、一度行ってみる価値はあります。
モノ自体はとても良い、豊臣方が建立し側室の本家の菩提寺になり、それを徳川に嫁いだ江が再建立するという数奇な寺。
寺名の由来は浅井長政の院号から。
しかし観光地としてはマイナーで1分の遅れでも平気で帰らせるし、帰らせた本人は門を閉め閂をかけて車で帰るが、その後我々はどうするんだ?というレベル。
まー仕方ないがとても美しい庭園で、血天井も必見。
ここの血天井は鳥居元忠の割腹位置を使用したと言われ、他の血天井に比べ手型足型血溜まり跡などかなり生々しい。
心から手を合わせたいものです。
ココは京都で1番好きな場所です。
とても珍しい、徳川と豊臣の家紋が並ぶ位牌があります。
平和の世を望んだ思いが形となって残っているんだと思いました。
血天井は亡くなった人達の無念が伝わり胸が苦しかったです。
そしてここで働いているご婦人にとても良くして貰いました。
こんなに心温かい人達がココを守っているので、浅井長政さん江さん秀忠さん達は安心して眠れると思います。
名前 |
養源院 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-561-3887 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
豊臣秀吉の側室 淀殿が父 浅井長政の追善の為、長政の二十一回忌に建立される開山は長政の従弟で比叡山の高僧であった成伯法印、長政の院号を以って寺号としたのは文禄三年五月(1594年)である養源院の寺院名は浅井長政公の戒名そのものであるその後程なくして火災にあい焼失するも、元和七年(1621年)に淀殿の妹で二代将軍徳川秀忠公正室、お江により伏見城の遺構を用いて再建される以来、徳川家の菩提所となり歴代将軍の位牌をまつる寺院となる現在の本堂(客殿)は再建時のものとなる平成二十八年二月に本堂(客殿)、護摩堂、中門、鐘楼堂等が国の重要文化財に指定された。
主な文化財(建築物)は下記。
・養源院 護摩堂・養源院 鐘楼堂・養源院 客殿・養源院 中門。